NEWS(10/09/30 17:54)

クラウド技術を採用したウイルス対策ソフト「AVG Anti-Virus Free Edition 2011」

SNS経由のウイルス感染からPCを保護、動作速度も従来の3倍にまで向上

「AVG Anti-Virus Free Edition 2011」「AVG Anti-Virus Free Edition 2011」

 AVG Technologies, N.V.と(株)コージェンメディアは29日、フリーのウイルス対策ソフト「AVG Anti-Virus Free Edition 2011」日本語版を公開した。Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応しており、非商用の個人利用に限り無償で利用可能。現在、同ソフトの日本語公式サイトからダウンロードできる。

 “AVG”シリーズの最新版となる本ソフトの主な変更点は、本ソフトの製品向上プログラムに参加するメンバーから最新の脅威に関する情報を収集するクラウド技術“AVG Community Protection Network”を搭載したこと。最新のマルウェア情報をいち早く共有することで、セキュリティを向上させている。

 また、“Facebook”や“MySpace”といったSNSでやり取りされるリンクをリアルタイムで自動チェックする“AVG ソーシャルネットワーキング保護”機能が追加され、近年増加傾向にあるSNS経由のウイルス感染からPCを保護できるようになった。そのほか、動作速度の向上も図られており、従来のバージョンの3倍速く動作するという。

 なお、公開当初、本ソフトのダウンロードリンクが誤っており、「AVG LinkScanner Free Edtion 2011」がダウンロードされる状態になっていたが、現在では修正されている。また、本バージョンからWindows 2000のサポートが省かれているので注意。

【著作権者】
AVG Technologies, N.V.(日本語版の提供は(株)コージェンメディア)
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト(非商用の個人利用のみ)
【バージョン】
10.0.1120(10/09/29)

(柳 英俊)