NEWS（10/07/28　18:06）

　一般社団法人Mozilla Japanは28日、Webブラウザー上で“フォクすけ”をテーマにしたデスクトップ用の壁紙などを作成できるWebアプリ“フォクすけの壁紙メーカー”を公開した。Mozilla Japanでは「Firefox」v3.6、「Opera」v10.53、「Safari」v4/5、「Google Chrome」v5での動作が確認されており、編集部にてWindows 7上の「Firefox」v3.6.8で動作を確認した。現在、Mozilla Japanが運営する特設サイトから利用できる。

　“フォクすけの壁紙メーカー”は、「Firefox」のマスコットキャラクター“フォクすけ”をテーマにした壁紙をデザインできるWebアプリ。パソコンや、iPhone、Android端末を含む携帯電話用の壁紙のほか、「Firefox」に搭載されているデザイン変更機能“Personas”用のテーマを簡単な操作で作成できる。

　利用する際は、まず作成する壁紙の種類をPC、携帯、“Personas”から選択する。このとき、PCと携帯では利用しているディスプレイや端末に合わせた解像度を選択できる。次に、プレビューを見ながら“フォクすけ”のポーズを17種類から選択し、マウスのドラッグで表示する位置を変更しよう。また、“フォクすけ”のサイズや透明度を調節することも可能。

　壁紙の背景は16種類から選択できるほか、「Firefox」のロゴを3パターンから選択して配置することが可能。また、PC用の壁紙を選択している場合は、四角形や横長のカレンダーを配置することもできる。あとは［プレビュー］ボタンを押すだけで壁紙が完成する。

　PC用の壁紙は、完成した画面の右クリックメニューなどから壁紙として設定可能。また、携帯電話用の場合は、携帯電話のメールアドレスへメールに添付して送信できるほか、“Personas”用のテーマは本アプリから直接「Firefox」へインストールできる。

　本アプリでは、XMLで記述されたベクター画像フォーマットである“SVG”が使われている。これにより、別途プラグインをインストールせずに、Webブラウザーのみで画像の編集などを行うことが可能となっている。なお、「Internet Explorer」では次期バージョンの9で“SVG”に標準対応する予定。