NEWS(10/06/25 15:15)

マイクロソフト、無償ソフト集「Windows Live Essentials」ベータ版を公開

“リボン UI”を採用、同社のWebサービス群“Windows Live”との親和性も向上

「Windows Live Essentials」ベータ版「Windows Live Essentials」ベータ版

 マイクロソフト(株)は25日、同社製の無償ソフトを詰め合わせたソフトウェア集「Windows Live Essentials」のベータ版を公開した。Windows Vista/Server 2008/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 「Windows Live Essentials」は、これまで「Windows Live おすすめパック」として公開されてきたもの。同社が開発したメッセンジャーソフト、写真管理ソフト、メールソフトなどを一括でインストールできる。今回「Windows Live Essentials」に含まれるソフトは以下の9つ。

  • 「Messenger」:メッセンジャーソフト
  • 「フォト ギャラリー」:写真管理ソフト
  • 「ムービー メーカー」:さまざまなエフェクトを搭載したタイムライン型動画編集ソフト
  • 「メール」:メールとスケジュールを管理できるソフト
  • 「Writer」:ブログ記事を編集・投稿できるソフト
  • 「ファミリー セーフティ」:Webコンテンツのフィルタリングなど未成年が安全にWebを利用するための機能を集約したソフト
  • 「Sync」:複数PC間で指定フォルダを同期したり、リモートデスクトップ操作を行うソフト
  • 「Bing バー」:検索サービス“Bing”を使えるIE用ツールバー
  • 「Messenger コンパニオン」:閲覧中のWebページ画面を友達と共有できるソフト

 今回のバージョンアップでは、同梱ソフトの多くに「Microsoft Office」でおなじみのユーザーインターフェイス“リボン”が採用された。また、同社のWebサービス群“Windows Live”との親和性がより一層向上している。

「Messenger」「Messenger」

「フォト ギャラリー」「フォト ギャラリー」

「ムービー メーカー」「ムービー メーカー」

「メール」「メール」

「Writer」「Writer」

「Sync」「Sync」

【16:15追記】
 なお「Windows Live Essentials」のインストーラーには、すべての同梱ソフトが一括インストールされるタイプと、インストールする同梱ソフトを選択できるタイプの2種類が用意されている。前者は[今すぐダウンロード]ボタンを押すとダウンロード可能で、後者は“ご希望のプログラムを選択してください”リンクをクリックすると現れる各国語版「Windows Live Essentials」のダウンロードリンクをクリックするとダウンロードできる。

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows Vista/Server 2008/7/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-(10/06/25)

(柳 英俊)