NEWS(10/05/26 13:47)

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「Google Chrome」v5が安定版に、同期機能が強化されたほかHTML5への対応も進む

深刻度“High”2件を含む全6件の脆弱性も修正

「Google Chrome」v5.0.375.55 「Google Chrome」v5.0.375.55

 米Google Inc.は25日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv5.0.375.55を公開した。v5系列が安定版として公開されたのは今回が初めて。Windows版のほか、Linux版やMac版も今回から安定版が提供される。

 「Google Chrome」v5では同期機能が強化され、ブックマークだけではなく、テーマやブラウザー設定も同期できるようになった。同期対象の項目は、設定画面上で個別にON/OFFすることも可能。また、“シークレットモード”でも拡張機能を個別に有効化できる機能や、拡張機能のボタンを表示する領域をリサイズする機能など、拡張機能を愛用しているユーザーにうれしい機能も追加されている。

 さらに、位置情報をサーバーへ通知する“Geolocation API”、スクリプトでサーバーと双方向通信を行う“Web Sockets”、Webブラウザーへのファイルのドラッグ&ドロップなどといった、HTML5の各種機能への対応も進んでいる。これらのHTML5の機能は、“Gmail”でのファイル添付や“Google マップ”などですでに活用されているが、本ソフト自体でもブックマーク管理画面で利用されているという。

 そのほか、本バージョンでは6件の脆弱性が修正されている。なかでも、同社の基準で4段階中上から2番目の深刻度“High”と判定された深刻な脆弱性は2件で、それぞれJavaScriptの“onUnload”イベントを利用してアドレスバーを偽装できる問題、拡張機能がJavaScriptを不正に実行できる問題となっている。

 なお、開発版やベータ版のv5にはすでに搭載されている「Adobe Flash Player」プラグインの統合機能は、正式版への採用が見送られている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.0.375.55(10/05/25)

(柳 英俊)