NEWS(10/04/06 18:39)

総額10万円の懸賞つきミステリーノベルゲーム“小此木鶯太郎”シリーズ第2弾

全3話の短編を読んで犯人の犯したミスなどを答えよう

「三つの謎宮(問題編)」v1.03「三つの謎宮(問題編)」v1.03

 ミステリー好きの有志によるサークル“安楽椅子犯人”は3月31日、刑事“小此木鶯太郎”が活躍する本格ミステリーノベルゲーム“小此木鶯太郎の事件簿”シリーズの第2弾となる「三つの謎宮(問題編)」を公開した。Windows 98/Me/2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同サークルのWebサイトからダウンロードできる。なお、4日にはストーリー上の矛盾点を修正したv1.03が公開されている。

 「三つの謎宮(問題編)」は、刑事の小此木鶯太郎が活躍するミステリーノベルゲーム“小此木鶯太郎の事件簿”シリーズの第2弾。ストーリー展開は序盤に犯人が提示され、小此木鶯太郎が犯人を追い詰めていく過程が描かれるというテレビドラマ『刑事コロンボ』や『古畑任三郎』などでおなじみのスタイルで、本作は全3話の短編集となっている。

 さらに同シリーズは、ストーリーの最後に提示される問題の答えをメールで作者へ送ると、正解者のなかから抽選で合計13名に『古畑任三郎 3rd season』のDVD-BOXといった総額10万円相当の賞品が贈られるのが最大の特徴。解答はメールに記載して送る仕組みで、応募期間は4月25日まで。

 問題は各話によって異なり、ギャンブラーが犯した殺人事件を追う“赤と黒の境界”では消去法による犯人の特定方法、超短編“完璧なアリバイ、あります。”では犯人の台詞から犯人の犯したミスを1つ、自殺に見せかけた殺人事件を追う“ひとひらひらら”では犯人の犯したミスを3つ答えるものとなっている。

 本作の解答編の公開は5月上旬となる予定で、賞品の当選者はWebサイトおよび解答編の中で行われる。問題の難易度は低くないが、テキストを精読すれば必ず解答が見つかるようになっているので、チャレンジしてみてはいかがだろうか。

【著作権者】
安楽椅子犯人
【対応OS】
Windows 98/Me/2000/XP/Vista
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.03(10/04/04)

(長谷川 正太郎)