NEWS(10/03/02 19:41)

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7倍高速化したJavaScriptエンジンを搭載した「Opera」v10.50の正式版が公開

デザインも一新され、メニューバーの代わりに左上へ大きなボタンメニューが追加

「Opera」v10.50 「Opera」v10.50

 Opera Software ASAは2日、独自エンジンを搭載したWebブラウザー「Opera」の最新正式版となるv10.50を公開した。最新版の主な変更点は、JavaScriptエンジンをこれまで搭載されていた“Futhark”から新たに開発した“Carakan”に変更したこと。同社によると、これによりJavaScriptの実行が約7倍高速化されたという。また、独自開発のベクターグラフィックスライブラリ“Vega”も搭載され、OpenGLやDirect 3Dによるハードウェア支援を利用した描画が可能。

Operaのロゴマークからメニューバーと同等の機能をもつメニューを表示 Operaのロゴマークからメニューバーと同等の機能をもつメニューを表示

 さらに、ユーザーインターフェイスも一新され、標準ではメニューバーが非表示になった代わりに、ウィンドウ左上に追加された大きなOperaのロゴマークからメニューバーと同等の機能をもつメニューを表示可能。また、Windows Vista/7のAeroデザインに対応し、一体化したタイトルバーとタブバーや、ステータスバーを半透明で表示できるようになった。

プライベートブラウジング機能 プライベートブラウジング機能

 そのほか、履歴を一切残さずにWebページを閲覧できるプライベートブラウジング機能も追加されたほか、Webページの拡大・縮小表示ができるスライドバーを、ステータスバーから表示できるようになっている。また、HTML 5やCSS 3などにも対応し、“video”タグや“audio”タグなどをサポートした。編集部で試用したところ、Ogg Theora形式の動画やOgg Vorbis形式の音声をプラグインなしで再生できることを確認した。

Webページの拡大・縮小表示ができるスライドバー Webページの拡大・縮小表示ができるスライドバー

“video”タグを使った動画表示 “video”タグを使った動画表示

 加えて、Windows 7環境ではジャンプリストも利用可能。本ソフトのジャンプリストからは“スピードダイアル”に登録したWebページやよく訪れるWebページを開けるほか、プライベートブラウジング機能も呼び出せる。さらに、タスクバーから表示されるサムネイル画像に各タブを表示してタブを切り替えることも可能。

ジャンプリスト ジャンプリスト

タスクバーのサムネイル画像でタブ切り替え タスクバーのサムネイル画像でタブ切り替え

 一方、ウィジェット機能も大幅に強化された。たとえば、本ソフトを起動していなくてもインストールしたウィジェットを単体で起動できるほか、ローカルのファイルを開いたり、ローカルにファイルを保存するウィジェットを作成可能。これにより、Adobe AIRのようなアプリケーション実行環境として本ソフトを利用できるだろう。

 本ソフトは、Windows 2000以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista/7で動作確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows 2000以降(編集部にてWindows Vista/7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
10.50(10/03/02)

(長谷川 正太郎)