NEWS（10/02/26　17:26）

　Skype Limitedは25日、P2P技術を利用した音声・ビデオチャットソフト「Skype」の最新版となるv4.2.0.152を公開した。最新版の主な変更点は、Windows 7のジャンプリスト機能に対応したこと。

　本ソフトのジャンプリストからは、“オンライン”“退席中”といった自分のログイン状態を切り替え可能。また、本バージョンから搭載された、公共無線LANを“Skypeクレジット”を使って利用できる“Skypeアクセス”機能や、Skypeにかかってきた電話を固定・携帯電話に転送する機能の設定もジャンプリストからアクセスできる。

　さらに、近日中に発売される予定のエンコード機能つきUSBカメラを使った高画質なビデオチャットにも対応している。

　そのほか、多数の不具合も修正された。ただし、本バージョンには30種類近い既知の不具合が存在している。いずれもセキュリティに関する不具合ではないが、気になる場合はバージョンアップを控えたほうがよいだろう。

　本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。なお、固定電話などへの音声通話は有料。また、Windows 2000でビデオチャット機能を利用する際はDirectX 9.0が必要となる。