NEWS(10/01/12 11:29)

Mozilla、「Firefox」の次期バージョンとなるv3.6のリリース候補版を公開

テーマ機能「Personas」を統合、“Gecko 1.9.2”により動作速度と安定性も向上

「Firefox」v3.6rc1「Firefox」v3.6rc1

軽量テーマ機能「Personas」を統合、再起動なしで見栄えを手軽に変更できる軽量テーマ機能「Personas」を統合、再起動なしで見栄えを手軽に変更できる

 Mozillaは8日、Webブラウザー「Firefox」の次期バージョンv3.6のリリース候補版v3.6rc1を公開した。Windows 2000/XP/Server 2003/Vistaなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7でも動作を確認した。現在、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「Firefox」v3.6は前バージョンのv3.5と比べて外観的な違いはないが、これまで拡張機能として提供されてきた軽量テーマ機能「Personas」が内蔵されており、ギャラリーページで「Personas」対応のテーマを選択すれば、再起動なしで手軽に見栄えを変更できる。

 また、HTMLレンダリングエンジンに“Gecko 1.9.2”が採用されたほか、JavaScriptの実行エンジンのさらなる高速化も施されるなど、引き続き動作速度と安定性の向上が図られているほか、HTML5/CSS3といった新しいWeb標準技術への対応も一層進んでいる。

 なお、今回公開されたリリース候補版は“安定版”と位置づけられているが、あくまでもテスト目的で公開されており、開発者やテスター以外の利用は推奨されていないので注意。

【著作権者】
contributors to the Mozilla Project
【対応OS】
Windows 2000/XP/Server 2003/Vistaなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.6rc1(10/01/08)

(柳 英俊)