NEWS(09/12/09 17:17)

多機能なTwitterクライアント「sobees lite」v0.4.6.1が公開、公式Retweetに対応

追記コメントの有無でシームレスに公式RTと旧来型RTを使い分けることが可能

「sobees lite」v0.4.6.1「sobees lite」v0.4.6.1

“Retweet”コマンドを選択し、そのまま[Send]ボタンを押せば公式RTとして送信される“Retweet”コマンドを選択し、そのまま[Send]ボタンを押せば公式RTとして送信される

 スイスのdeskNET SAは8日(現地時間)、多彩なレイアウトで複数の“Twitter”アカウントを一元管理できる多機能クライアント「sobees lite」の最新版となるalpha 0.4.6.1を公開した。今回の主な変更点は、Twitter公式のRetweet機能(以下、公式RT機能)に対応したこと。

 公式RT機能を利用するには、まずRetweetしたいつぶやきの“Retweet”コマンドを選択しよう。すると、投稿欄に当該のつぶやきがグレーアウトした状態で表示される。あとはこのまま[Send]ボタンを押せばよい。

 旧来のRT機能を利用したい場合は、“Retweet”コマンドを選択したあとにマウスカーソルを投稿欄へ移動し、投稿欄が青くハイライト表示されたことを確認してからクリックしよう。すると、投稿欄のつぶやきに“RT @(ユーザー名):”が付加され、編集できる状態になる。あとは、つぶやきを編集するなどしてから[Send]ボタンを押せばよい。

“Retweet”コマンドを選択したあと、マウスカーソルを投稿欄へ移動してハイライト表示されることを確認“Retweet”コマンドを選択したあと、マウスカーソルを投稿欄へ移動してハイライト表示されることを確認

投稿欄をマウスでクリックすると、“RT @(ユーザー名):”が補完される。あとは編集を加えるなどして[Send]ボタンを押せば旧来のRTとして送信される仕組み投稿欄をマウスでクリックすると、“RT @(ユーザー名):”が補完される。あとは編集を加えるなどして[Send]ボタンを押せば旧来のRTとして送信される仕組み

公式RT(上)と旧来のRT(下)。本ソフトでは、自分が投稿した公式RTもタイムラインへ表示される公式RT(上)と旧来のRT(下)。本ソフトでは、自分が投稿した公式RTもタイムラインへ表示される

 このように、ボタンやメニューでどちらを利用するか選択をせずとも、シームレスに公式RTと旧来型RTを使い分けられるのが本ソフトの良い点だ。また、本来自分が投稿したRetweetはタイムラインに反映されないが、本ソフトでは投稿済みのRetweetをタイムラインへ表示できるので、正常にRetweetが投稿されたかを確認できるのもうれしい。

 なお、公式RT機能を利用するには、TwitterのWebサイトで言語設定を“English”へ変更しておくのを忘れないように注意しよう。

 「sobees lite」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には最新版の.NET Frameworkが必要。

【著作権者】
deskNET SA
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
alpha 0.4.6.1(09/12/08)

(柳 英俊)