NEWS(09/12/07 15:15)

老舗の圧縮・解凍ソフト「Lhaz」がメジャーバージョンアップ、ツリー表示に対応

Unicodeのファイル名をもつ書庫にも対応、Windows 98/Meへの対応は終了

「Lhaz」v2.0.0「Lhaz」v2.0.0

 老舗の圧縮・解凍ソフト「Lhaz」の最新の正式版となるv2.0.0が、4日に公開された。Windows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7でも動作を確認した。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトは、10年以上開発が続けられている老舗の圧縮・解凍ソフト。対応する書庫形式はLZH/ZIP/CAB/TGZ/TAR/GZ/TBZ/BZ2/RAR/7Zとなっており、外部DLLなしで利用できるのが特長。また、書庫内のファイルを閲覧して、含まれるファイルを個別に解凍する機能、書庫にファイルを追加する機能などを備える。

 今回公開されたv2.0.0では、新たに書庫内のフォルダ階層を表すツリービューを表示できるようになった。さらに、書庫内のファイル名がUnicodeの場合でも正常に解凍できるようになるなどの改良が加えられている。

 なお、動作には「Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ」が必要。また、本バージョンよりWindows 98/Meへの対応が終了している。

【著作権者】
ちとら 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.0(09/12/04)

(柳 英俊)