NEWS(09/09/24 17:27)

Apple、深刻度の高い1件の脆弱性と細かい不具合を修正した「iTunes」v9.0.1を公開

強制終了と任意コードの実行を引き起こすPLSファイル処理の脆弱性を修正

 米Apple Inc.は22日(現地時間)、メディアプレイヤー「iTunes」の最新版となるv9.0.1.8を公開した。Windows XP/Vista/Vista x64に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 今回のバージョンアップでは、脆弱性が1件修正された。デンマークのセキュリティベンダーSecuniaによると、PLS形式のプレイリストファイルを処理する過程に不具合があり、アプリケーションの強制終了と任意コードの実行を引き起こす可能性があるとのこと。深刻度は5段階中上から2番目の“Highly critical”と判定されている。

 そのほか、「iTunes」が応答しなくなったり突然強制終了する問題、ズームボタンを押しても“Mini Player”画面に切り替わらない問題といった細かい不具合の修正が施されている。

【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/Vista x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
9.0.1.8(09/09/22)

(柳 英俊)