NEWS（09/08/06　16:32）

　（株）リコーは6日、同社の運営するオンラインストレージサービス“quanp”上のファイルを3D空間に並べてプレビューしたり、ファイルをアップロードできる専用クライアントソフト「quanp.on」の最新版v2.20を公開した。最新版の主な変更点は、ファイルをエクスプローラ上から直接アップロードできるようになったこと。

　エクスプローラ上からファイルをアップロードするには、まず本ソフト上で任意の“プレイス”を表示し、［MENU］プルダウンメニューなどの［プレイス］メニューから［[送る]にこのプレイスを追加］項目をONにする。するとエクスプローラにあるファイルやフォルダの［送る］メニューに［quanpにアップロード］項目が作成され、任意の“プレイス”へファイルを直接アップロードできるようになる。

　また、タグによる検索時に“quanp”上で付加したすべてのタグを一覧表示できるようになったほか、ファイルのアップロードや共有メンバーの招待、タグ検索といったよく使う機能が画面左上のボタンから利用できるようになるなど、使い勝手も向上している。さらに、動作速度も向上しているという。

　本ソフトは、Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在“quanp”のWebサイトからダウンロードできる。また“quanp”は、合計1GBまでのファイルを無料でアップロード可能で、そのほか10GBまでアップロードできる“Standard”コースは月額300円（税込み）、100GBまでアップロードできる“Quantum”コースは月額980円（税込み）の利用料が課金される。