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Windows 10で「Sysprep」コマンドが完了しない問題、ようやく解決へ

2023年11月末リリースの「KB5032278」以降で発生

同社のアナウンス

 Windows 10で「Sysprep」コマンドが完了しない問題が、ようやく解決されたとのこと。米Microsoftが、同社のサポートページで明らかにした。

 この問題は、昨年2023年11月末にリリースされた「Windows 10 バージョン 22H2」向け更新プログラム「KB5032278」以降を適用した環境で、「Sysprep」(System Preparation Tool:システム準備ツール)が失敗するというもの。「Microsoft Edge」パッケージのステータスに問題があったとのことで、当該のトラブルが発生した環境では、「setupact.log」にエラーコード「0x80073cf2」が記録される。

 同社によると、この問題は3月26日にリリースされたプレビューパッチ「KB5035941」で解決されたとのこと。今月のセキュリティ更新プログラム(パッチチューズデー)で一般展開される。