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「Google カレンダー」の予約枠機能は2024年7月に廃止 ~予約スケジュールに移行を

現在2つあるスケジュール予約用機能を一本化

予約スケジュール機能

 米Googleは3月18日、「Google カレンダー」の予約枠機能を2024年7月18日に廃止すると発表した。

 現在、同じようにスケジュールの予約するための機能は、予約枠機能と予約スケジュール機能の2つが存在する。同社は一貫したユーザーエクスペリエンスを実現するため、予約スケジュール機能に一本化するとしている。

 予約スケジュール機能を利用するには、まず「Google カレンダー」の画面左上にある[作成]ボタンを押し、メニューから[予約スケジュール]を選択する。次に、予約可能な時間帯や面会方法、提供サービスの概要などを設定し、予約用のページを作成する。その後は、スケジュールを予約したい相手にこのページのURLを知らせれば予約が可能になる仕組みだ。

 予約スケジュール機能では、予約のリマインドメール送信や予約時の課金、メール認証によるスパム回避などの機能が利用可能。現在、予約スケジュール機能は以下のプロダクトで利用できる。

  • Google Workspace Individual
  • Google Workspace Business Standard
  • Google Workspace Business Plus
  • Google Workspace Enterprise Standard
  • Google Workspace Enterprise Plus
  • Google Workspace for Education
  • Google Workspace for Nonprofits
  • Google One プレミアム

 さらに、一本化に伴いGoogle Workspace Business Starterでも予約スケジュール機能を利用できるようになる。