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「Skype」チャットの入力中に「Bing」の生成AIが文調を変更する機能が搭載へ

Insider Build 8.104で先行公開

 米Microsoft傘下のSkypeは9月8日(現地時間)、「Skype 8.104.76.103」をプレビュープログラム「Skype Insider」で公開した。このバージョンでは、チャット入力画面でBingのAI機能を利用可能。他にも新機能が導入されている。

 この機能ではBing AIを使った文章の書き直しができるようになり、カジュアル、プロフェッショナルといった文調まで選択可能。入力中の文章をAIが判断し、自分が選んだ文調に合った形へ瞬時に変換することができる。もちろん、入力後に文調を変更することも可能だ。

Bing AIを利用したチャット作成

 また、デスクトップ版「Skype」でSkypeのプロフィールを簡単に共有できる機能も導入された。

 これらの新機能は今後2、3日かけて段階的に公開されるという。

 そのほかにも、以下の改善が行われている。

  • iOSでSkypeアプリを閉じた状態で通話を受信した際、サインインを求められる問題を修正
  • iOSでログイン情報を記憶するようにしている場合でも、情報が保存されない問題を修正
  • アクセシビリティの向上