ニュース

「秀丸メール」がダークモードに対応 ~GmailのOAuth認証ができない問題も解決

動作環境からWindows Meが除外され、Windows XP以降が必要に

「秀丸メール」v7.15

 (有)サイトー企画は10月31日、メールソフト「秀丸メール」の最新版v7.15を正式公開した。最新版の主な変更点は、ダークモードをサポートしたこと。

ダークモード

 ダークモードを利用するには、まず[設定]メニューから[全般的な設定]ダイアログを表示し、[上級者向け設定]オプションをONにする。次に[ウィンドウ]-[ダークモード]画面で[ダークモード対応]オプションをONにし、「秀丸メール」を再起動すればよい。

[全般的な設定]ダイアログの[ウィンドウ]-[ダークモード]画面

 [ダークモード]画面の[色設定の自動変換]オプションがONになっていれば、メールの背景を含む各ペインの背景が黒基調になり、文字などの色もそれに合わせて変更される。なお、ダークモードはWindows 10 バージョン 1903以降で、システムのダークモードが有効になっている場合にのみ利用可能。

 そのほか、Windows 11以降ではTLS 1.3をサポート。Windows Meでは動作しなくなり、動作保証されるのはWindows XP以降となった。

 また、10月27日に発表された、「Gmail」のOAuth認証が行えない問題が解決している。

 「秀丸メール」は、定番のテキストディタ―「秀丸エディタ」相当のテキスト編集機能を組み込んだメールアプリ。メールの編集や閲覧が「秀丸エディタ」と同じ感覚で行えるのが最大の特徴だ。価格2,200円(税込み)のシェアウェアだが、「秀丸エディタ」のユーザーは無償で利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。Windows 10/11専用のストアアプリ版も用意されており、「Microsoft Store」から価格2,200円(税込み)で購入できる。

ソフトウェア情報

「秀丸メール」
【著作権者】
(有)サイトー企画
【対応OS】
64bit版を含むWindows 2000/XP/Server 2003/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
シェアウェア(税込み2,200円。「秀丸エディタ」のユーザーは無償で利用可能)
【バージョン】
7.15(22/10/31)