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デスクトップ版「Outlook」に「Microsoft To-Do」がいよいよ統合 ~メールをタスクへ変換可能に

共有されたタスクと「Microsoft Planner」で割り当てられたタスクを1カ所で確認することも

デスクトップ版「Outlook」と「Microsoft To-Do」が統合

 米Microsoftは8月30日(現地時間)、デスクトップ版「Outlook」アプリの最新(Current)チャネル「バージョン 2207(Build 15427.20000)」以降に、タスク管理アプリ「Microsoft To-Do」をロールアウトしたと発表した。これによりデスクトップ版「Outlook」と「Microsoft To-Do」が統合され、「Outlook」アプリ内から直接「To-Do」を利用可能となる。

 「Microsoft To-Do」は、同社が買収した「Wunderlist」をベースとしたタスク管理サービス。すでにWeb版「Outlook」のメールサービスとは統合されており、メールをタスクペインへドラッグ&ドラッグして、そのままタスクへと変換するといったことが可能。「重要」であるとフラグ設定したメールを「To-Do」のタスクとして追加することもできる。今回のリリースは、これらのサービス統合をデスクトップ版「Outlook」に拡張した形だ。

Web版「Outlook」と「To-Do」はすでに統合が図られている
デスクトップ版「Outlook」から直接「To-Do」にアクセス可能
「To-Do」からフラグ付きメーリングリストを表示できる

 上記の機能のほかにも、「Outlook」内の「To-Do」から共有されたタスクだけでなく、「Microsoft Planner」で自分に割り当てられたタスクも、自分のタスクリストで確認可能。もちろん「To-Do」でお馴染みの[今日の予定]リストも、アプリを切り替えることなく管理できるようになる。

 なお、本機能は「バージョン 2201(Build 14827.20000)」以降のユーザーと「バージョン 2207(Build 15427.20000)」の一部ユーザーには、近日公開予定。「To-Do」が追加されていない場合は、ウィンドウ右上に表示されている[近日公開の機能]のトグルボタンをONにすることで利用可能になるとのこと。

[近日公開の機能]のトグルボタン

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