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GIFアニメ撮影・編集ツール「ScreenToGif」がアニメーションWebPやMOV動画をサポート

挿入するテキストに影を付ける機能なども追加

「ScreenToGif」v2.28.2

 GIFアニメーションを撮影・編集できるツール「ScreenToGif」v2.28が4月21日に公開された。Windows 7/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在公式サイトや窓の杜のほか、「Microsoft Store」からもダウンロードできる。なお、執筆時現在の最新版は4月22日付けで公開されたv2.28.2。

 「ScreenToGif」は、デスクトップの指定領域を動画キャプチャーしてGIFアニメーションとして保存したり、GIFアニメーション動画を編集できるツール。Webカメラの映像や、組み込みのホワイトボードへの描き込みを録画する機能も備える。動画編集機能も充実しており、動画のカットや2つの動画の結合、リサイズや切り抜き、透かしやテキストの挿入などが行える。

 v2.28では、出力できる形式が増加したほか、[テキスト入力]ツールも強化されている。

 従来から、動画をAPNG(アニメーションPNG)形式での出力に対応していたほか、「FFmpeg」を別途ダウンロードしてAVI形式などで出力することが可能だったが、今回新たにアニメーションWebPやMOV形式で動画を出力可能になった。また、選択したフレームを静止画として保存する場合は、従来から対応していたPNG形式に加え、BMP/JPEG形式で保存できるようになっている。

新たにアニメーションWebPやMOV形式で動画を出力可能に

 [テキスト入力]ツールでは、文字をイタリック体・斜体にできるようになったほか、影を付けることが可能になった。影は色・透明度・角度・本体との距離をカスタイマイズできる。さらに、テキストの表示位置を数値で指定する機能も追加された。

[テキスト入力]ツールで文字をイタリック体・斜体にしたり、影を付けることが可能に

 そのほかにも、動画のアップロード機能で、GIFアニメーション共有サイト“Gfycat”への投稿がサポートされるなど、多くのの改善が施されている。

ソフトウェア情報

「ScreenToGif」
【著作権者】
Nicke Manarin 氏
【対応OS】
Windows 7/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.28.2(21/04/22)