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テキストエディターのようにCSVを編集できる「Cassava Editor」がメジャーバージョンアップ

UIの見直しやマクロ機能の拡張が行われる

「Cassava Editor」v2.0.0

 テキストエディターと同じような感覚でCSVファイルを手軽に作成・編集できるフリーソフト「Cassava Editor」の最新版v2.0.0が、7月1日に公開された。Windowsに対応しており、商用・非商用を問わず無償で利用可能。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 「Cassava Editor」は、カンマ区切り(CSV)やタブ区切り(TSV)のテーブルデータを編集するツール。マウスとキーボードを使い分けるわずらわしさを避けるため、すべてのメニュー操作をキーボードで処理可能。行・列の端にダミーのセルが用意されており、そこにデータを書き込めば自動で行・列が拡張できるのも便利だ。

 編集以外の機能も充実しており、セル全体との完全一致・正規表現・数値の範囲指定が利用できる検索機能、形式的な処理を自動で行うマクロ機能、住所録のCSVファイルからはがきに宛名を印刷する機能、外部ソフトと連携する機能などを備える。ツールバーのカスタマイズをCSVファイルで行う点も、CSVエディターらしいところだ。

 メジャーバージョンアップとなるv2.0.0では、ユーザーインターフェイスの見直しやアイコンの変更が行われた。マクロ機能も拡張されており、オブジェクト・クラス宣言・“Import”文・新しい文字リテラルや演算子が追加されている。

ソフトウェア情報

「Cassava Editor」
【著作権者】
あすかぜ(海津智宏) 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0.0(18/07/01)