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星座のイラストを表示できるようになった3D天体シミュレーター「Mitaka」v1.4.3

科学館・プラネタリウム向けに“マルチウィンドウ”機能を搭載

「Mitaka」v1.4.3

 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト(4D2U Project)は1日、3D天体シミュレーター「Mitaka」の最新版v1.4.3を公開した。今回のアップデートでは、ユーザーからの要望の多かった星座絵を表示する機能が追加。夜空の星々に星座のイラストを重ねて楽しめるようになった。

 加えて、科学館・プラネタリウム向けに“マルチウィンドウ”機能を新たに搭載。複数台のプロジェクターを利用した立体視上映やドーム投影が1台のPCで賄えるようになった。本機能のための設定画面は設けられておらず、INIファイルを直接編集する必要があるが、用途に応じた設定ファイルのサンプルが用意されているので、それを参考に設定を記述すればよいだろう。

星座のイラストを表示できるように
科学館・プラネタリウム向けに“マルチウィンドウ”機能を搭載

 「Mitaka」は、Windows XP/Vista/7/8/8.1/10に対応しており、個人利用に限り無償で利用可能。現在、4D2U ProjectのWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Mitaka」
【著作権者】
大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(非営利利用のみ)
【バージョン】
1.4.3(18/03/01)