（写真はジャストシステム社長の福良氏とイメージキャラクターをつとめる女優の加藤あいさん）
こんばんは。編集部の柳です。
本日、ジャストシステムの新製品発表会があり、私も参加いたしました。詳しくは、僚誌・PC WatchおよびINTERNET Watch をご参照ください。窓の杜でも、来年2月10日の発売日に、ソフトを試用した上で記事をお届けする予定です。
- 【PC Watch】 ジャストシステム、UIを一新した日本語ワープロ「一太郎2011 創」 ～Twitter/ポメラプラグインなどを搭載。ATOK 2011も強化
- 「一太郎、第二章へ」最新版はTwitterやポメラとの連携も -INTERNET Watch
さて、さまざまな機能が盛りだくさんの新世代「一太郎」ですが、私のもっとも注目している機能は読み上げ機能"詠太"（"えいた"と読むそうです）。「一太郎2011 創 プレミアム」以上のエディションにのみ搭載される機能で、文脈の解釈と韻律処理を行う"コーパスベース音声合成"により、驚くほど自然に文章を読み上げてくれます。
その機能を利用して、発表会ではちょっと面白いデモが行われました。それが、以下の動画。（掲載を快諾してくださった福良社長、ありがとうございます！）
「一太郎」がイメージキャラクター・加藤あいさんにインタビューしてます！ 音声だけのやり取りならば、人間がインタビューしてるように聞こえてしまうかもしれません。
（iPhoneで撮ったので手振れがひどくてすみません……8分間も手で持ってるのは疲れた！）
企画段階では、リアルタイムで「一太郎」へ入力して読み上げ、加藤あいさんと会話をするというアイデアもあったそうですが、さすがにボツになったそうです。たくさんの人の前でキーボードを打つのは緊張しますからね……。
この"詠太"君、個人的にはブログの校正などで利用できるかなぁと思っています。一太郎にブログクライアント機能がついていると便利なのですが……（Microsoft Wordにはついていますね）。ほかにも、目が悪くて字を読むのが辛い人に役立つかもしれません。
実際にオンラインで試すこともできますよ！
文書に新たな印象を与える自然な音声読み上げの「詠太」｜日本語ワープロソフト 一太郎2011 創
そのほかにも、文脈に応じて変換エンジンが自動で切り替わったり、RSSを購読して語彙を増やしていく「ATOK」、トレース機能が追加された「花子」も大いに気になります。とくに「ATOK」は頭良すぎ。チャックを開けたら中から人が出てくるんじゃないかと、内心疑っています（笑
発売日が楽しみです。
（「一太郎2010 創」の題字を担当された書家の紫舟さん。『竜馬伝』の題字や、スズキ・アルトのCMでもお馴染みですよね）
