NEWS （09/06/30　17:00）

「FireMapion」v1.0.1

　地図情報検索サイト“マピオン”を運営する（株）マピオンは30日、Webページ上に記載された住所と思わしき文字列をマピオンへのリンクに自動で変換する「Firefox」拡張機能「FireMapion」を公開した。「Firefox」v3.0以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上の「Firefox」v3.0.11で動作を確認した。現在、同社の実験サイト“マピオンラボ”からダウンロードできる。

　本拡張機能をインストールすると、Webページ上に記載された郵便番号のほか、“～県～市”や“～市～区”といった住所と思わしき文字列の前にアイコンが表示され、マピオンの各種サービスへのリンクに自動で変換される。たとえば郵便番号をクリックすれば、マピオンの郵便番号検索結果ページが開くほか、住所をクリックすれば当該住所の地図を開くことが可能。本機能は、「Firefox」のステータスバーに表示されるアイコンをクリックすることで、いつでもON/OFFできる。

　また、変換対象とする文字列と、対応するリンク先URLをユーザーが新たに定義することも可能。キーワードの指定には正規表現を使うことができ、たとえば“.*病院$”というキーワードを、標準でセットされている“http://www.mapion.co.jp/s/q=%s/”で開くように指定しておけば、Webページ上に記載された病院の情報や地図を手軽にマピオンで確認できる。

　そのほか、「Firefox」の右クリックメニューに検索機能が追加され、選択したテキストを使ってマピオンの検索を行える。

【著作権者】（株）マピオン
【対応OS】（編集部にてWindows Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.1（09/06/30）

□マピオンラボ
http://labs.mapion.co.jp/
□地図検索 マップはMapion
http://www.mapion.co.jp/

（加藤 達也）