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REVIEW (09/04/23)

泣きながら思い出のデジカメ写真を燃やして過去を清算できる「失恋ゴミ箱」

写真を燃やしながら思いっきり泣けば、新しい人生が開けるかもしれない

「失恋ゴミ箱」
「失恋ゴミ箱」
写真とライターを持った手が現れて写真に火がつけられる
写真とライターを持った手が現れて写真に火がつけられる
火がついた写真は3分ほどかけて徐々に燃えていく
火がついた写真は3分ほどかけて徐々に燃えていく
 「失恋ゴミ箱」は、ドラッグ&ドロップした思い出のデジカメ写真を、燃やす演出を加えてWindowsの“ごみ箱”へ移動できるソフト。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認した。本ソフトの専用サイトからダウンロードでき、動作にはAdobe AIRが必要。

 本ソフトのウィンドウに写真をドラッグ&ドロップすると、真っ暗な闇の中にドロップした写真が力なく落ちる様子が描写され、“燃やした写真は復元できません”の注意書きと[燃やす]ボタンが現れる。まだ、気持ちの整理がついていない場合はここで本ソフトを終了すれば、写真は燃やされない。

 [燃やす]ボタンを押すと、切なさを盛り上げるエリック・サティ作曲の“ジムノペディ 第3番”が流れ出すとともに、写真とライターを持った手が現れて写真に火がつけられる。火がついた写真はそっとその場に置かれ、周囲から徐々に燃えていく。

 火は3分ほどかけて写真のほとんどの部分を灰にし、やがて消える。火が消えると画面上に“想い出は灰になりました。”とメッセージが表示される。Windowsの“ごみ箱”内には燃やした写真と同じ名前のファイルが作成されるが、復元しても中身は“燃えかす”の画像となっており、写真に写っていた思い出は復元できない仕組み。

 写真を燃やす炎を見ていると楽しかった頃の思い出がよみがえり、思わず涙が出てきてしまうだろう。さらに、BGMを任意のMP3ファイルへ変更することが可能なので、思い出の曲や失恋ソングなどを指定すれば、気分が盛り上がること請け合いだ。写真を燃やしながら思いっきり泣けば、新しい人生が開けるかもしれない。


写真のほとんどの部分は灰に   復元しても中身は“燃えかす”で思い出は復元できない
写真のほとんどの部分は灰に   復元しても中身は“燃えかす”で思い出は復元できない


【著作権者】(株)リクルートメディアコミュニケーションズ
【対応OS】(編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-

□失恋ゴミ箱
http://sitsuren.cosaji.jp/
□Adobe - Adobe AIR
http://get.adobe.com/jp/air/

(長谷川 正太郎)




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