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NEWS (09/04/09 15:00)

デスクトップを慣性の働く部屋のような3D空間にできる「BumpTop」が公開

任意のファイルをフォルダへ入れずにまとめる“Pile”機能など便利な機能も備える

「BumpTop」v1.0 Build Revision 2738
「BumpTop」v1.0 Build Revision 2738
デスクトップ上の画像をプレビュー
デスクトップ上の画像をプレビュー
 デスクトップを3D空間にできるソフト「BumpTop」v1.0 Build Revision 2738が、6日に公開された。Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、編集部にて試用したところ、3D化されたデスクトップ上で日本語のファイル名が文字化けする現象を確認した。

 「BumpTop」はWindowsのデスクトップを、アイコンに慣性が働く3D空間にできるソフト。起動するとデスクトップが、四方を壁に囲まれた部屋を上から眺めたような3D空間になり、元のデスクトップにあったアイコンが床に並ぶ。アイコンをドラッグしながらすばやく動かし、そのまま離すと慣性に従い移動し続け、慣性で移動中のアイコンが四方の壁にぶつかると跳ね返るのが楽しい。

 アイコンは床に並べるだけでなく、壁に立てかけたり、貼り付けることも可能。さらに、右クリックメニューの代わりに独自の円形メニューが表示されるようになるほか、アイコンの大きさは1つずつ任意の大きさに変更できる。

 また、デスクトップに置かれた画像ファイルはサムネイル化され、ダブルクリックでプレビューできる。プレビューする際は画像にズームインするようにデスクトップがアニメーションし、画像上をドラッグしながらマウスをすばやく左右に動かすと、デスクトップ上の画像を次々に切り替えられる。

 さらに、ただ見た目が楽しいだけでなく、便利な機能を多数備えているのも特長。たとえば、任意の複数ファイルをフォルダに入れずにまとめられる“Pile”機能を備えている。“Pile”機能を使うと、左ドラッグで囲んだ複数のファイルのアイコンが積み重なり、一括で移動できるようになる。まとめられたアイコンはダブルクリックで展開したり、右クリックで表示される円形メニューから[Fan Out]項目を選択することで、アイコンを紐でつないで引き出すことが可能。


“Pile”機能でまとめたアイコンはダブルクリックで展開可能   “Pile”機能でまとめたアイコンを“Fan Out”で引き出すことも
“Pile”機能でまとめたアイコンはダブルクリックで展開可能   “Pile”機能でまとめたアイコンを“Fan Out”で引き出すことも

 そのほか、“マイ ピクチャ”フォルダ内や“Flickr”の画像をスライドショーするガジェットや付箋紙、Windows既定メールソフトのメール送信画面を直接開くショートカットなども備えている。

 なお、本ソフトは無償で利用できるが、29米ドルのライセンスキーを購入することで、高機能なプロ版にアップグレードすることが可能。ライセンスキー未入力の状態では、作成できる付箋紙の数が2つまでといった制限がある。


【著作権者】Bump Technologies, Inc.
【対応OS】Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64
【ソフト種別】フリーソフト(29米ドルでプロ版にアップグレード可能)
【バージョン】1.0 Build Revision 2738(09/04/06)

□BumpTop
http://bumptop.com/

(長谷川 正太郎)




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