窓の杜Logo
同一ジャンルソフト記事
同じ「オフィス」ジャンルのソフト記事を読む
NEWS (09/03/24 16:20)

“ATOKダイレクト”を別ウィンドウで利用できる「ATOKダイレクトランチャー」

“ATOKダイレクト”プラグインの機能を検索エンジンとして利用したツール

「ATOKダイレクトランチャー」
「ATOKダイレクトランチャー」
 (株)ジャストシステムは24日、指定した“ATOKダイレクト”プラグインの変換結果を専用ウィンドウ上で一覧表示できる「ATOK」用のプラグイン「ATOKダイレクトランチャー」を、「ATOK」のユーザー向けに無償公開した。「ATOK 2009」に対応しており、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なおダウンロードの際は、同社のユーザーIDとそのパスワードが必要。

 “ATOKダイレクト”とは、外部のアプリケーションやWebから取得したデータを直接「ATOK」の変換候補として利用できる機能。対応するプラグインとしては、すでに“Yahoo! Japan”のWeb検索や、ユーザー参加型のオンライン辞書サービス“はてなキーワード”と連携できるものが公開されており、別途公開されている開発キットを利用して、ユーザーがプラグインを自作することも可能。これらと組み合わせることで外部のアプリケーションやWebから取得したデータをまるで「ATOK」の変換辞書のように利用できる。

 その“ATOKダイレクト”プラグインの機能を、変換ウィンドウとは独立した専用のウィンドウ上で利用可能にしたのが本プラグインだ。

 もともと“ATOKダイレクト”プラグインは、Web上のデータを検索し、その結果を変換候補として提供しているものが多く、本プラグインは各プラグインを“検索エンジン”として利用できるものといえるだろう。本プラグインの専用ウィンドウは、変換作業が完了しても消えないので、IMEとは独立した簡易的な検索・辞書ソフトとして活用できる。

 利用するには、まずテキストの変換中に[Ctrl]+[Shift]+[Insert]キーを押そう。すると、インストール済みの“ATOKダイレクト”プラグインがプルダウンメニューで表示されるので、本プラグインを選択すればよい。

 専用ウィンドウには検索ボックスが備え付けられており、そこに入力したキーワードの“変換候補”を一覧として表示することができる。ウィンドウ右上のプルダウンメニューでは、検索に用いられる“ATOKダイレクト”プラグインを切り替えられるほか、検索結果にURL情報が含まれている場合は、検索結果のタイトルをクリックすることで当該URLをWebブラウザーで開くことも可能。


【著作権者】(株)ジャストシステム
【対応OS】(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-(09/03/24)

□さらに使いこなす | ATOK.com
http://www.atok.com/useful/valueup/
□窓の杜 - 【REVIEW】ネットで変換辞書を育てる「Social IME」をATOKで利用可能にするプラグイン
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/11/19/socialimeatok.html
□窓の杜 - 【NEWS】ジャストシステム、スクリプト言語で「ATOK 2008」を拡張できる開発キット
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/10/30/atokdirectapi.html
□窓の杜 - ATOK 2009
http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/print/ime/atok2008.html

(柳 英俊)




トップページへ

Copyright ©2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
窓の杜編集部へのご連絡について