フェンリル、Webページの読み込み処理を最適化した「Sleipnir」v2.8.4を公開

関連付け専用のアイコンが追加、Geckoエンジンは別途プラグインを導入する方式に

「Sleipnir」v2.8.4

関連付け専用のアイコン（拡大画像はVista用特大アイコン）

　フェンリル（株）は8日、定番のタブ切り替え型Webブラウザー「Sleipnir」の最新版v2.8.4を公開した。最新版の主な変更点は、Webページの読み込み処理が最適化されたこと。

　さらに、HTMLファイルやURLショートカットを本ソフトに関連付けた際のアイコンが、従来の「Sleipnir」本体のアイコンから、新たに追加された関連付け専用のアイコンに変更された。追加されたアイコンはフェンリルのロゴが入った紙と青いクリスタルでできた地球儀をあしらったもので、Windows Vistaで利用しても違和感なく調和するようになっている。

　また標準のリンクバーに、GmailやGoogle カレンダーといったGoogleのサービスへ直接移動できる“Google Links”フォルダが追加されたほか、同社の“iPhone”および“iPod touch”向けのアプリケーション開発に関する最新情報を取得できるRSSが登録された。

　そのほか、従来同梱されていたWebページの描画にGeckoエンジンを利用できるプラグインが、別途導入する方式に変更された。これに伴い、GeckoエンジンでのWebページ描画機能を追加するプラグイン「ActiveGeckoBrowser」が、同社サイトのプラグインライブラリで公開されている。

　「Sleipnir」は、Windows 98/Me/2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】フェンリル（株）、柏木泰幸　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.8.4（08/12/08）