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REVIEW (08/11/11)

IEで閲覧中のWebページを別ブラウザーで表示「Escape for Internet Explorer」

IEユーザーもJavaScriptが多用されているWebページは別のWebブラウザーで閲覧

「Escape for Internet Explorer」v1.00
「Escape for Internet Explorer」v1.00
 「Escape for Internet Explorer」は、IEで閲覧中のWebページをボタンや右クリックメニューなどから異なるWebブラウザーで開けるアドオン。Windows XP/Vista/XP x64/Vista x64に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上のIE 7で動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 近年、「Firefox」のシェアが増え、「Safari」「Chrome」といった新顔のWebブラウザーも登場したため、作成したWebページの表示確認に多数のWebブラウザーを利用する必要性が増してきた。IEでURLをコピーして別のWebブラウザーを起動し、URLをアドレスバーに貼り付けてWebページを開く作業は手間がかかり面倒だ。

 本ソフトをインストールすると、IEのツールバーへ「Firefox」「Opera」「Safari」「Chrome」のアイコンが追加され、ワンクリックで表示中のWebページを異なるWebブラウザーで開けるようになる。また、Webページの右クリックメニューや[ツール]メニューにもボタンと同じ機能をもつ項目が追加される。編集部にて試用したところ、右クリックメニューの項目は「Sleipnir」などIEコンポーネントを利用したWebブラウザーからも使用できることを確認した。

 インストール時に各Webブラウザーのインストール先を自動検知する仕組みなので、Webブラウザーのインストール先を指定する必要がないのもうれしい。なお、本ソフトのインストール後にインストールしたWebブラウザーは、本ソフトをインストールし直すことで、本ソフトから利用可能になる仕組み。

 Webブラウザーはそれぞれ特長をもっており、一長一短の部分もある。たとえば、普段は使い慣れたIEを使っていても、JavaScriptが多用されているWebページは、ほかのWebブラウザーで閲覧するといった場合にも利用できるだろう。


【著作権者】Darksky 氏
【対応OS】Windows XP/Vista/XP x64/Vista x64
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(08/10/17)

□Internet Explorer Plus
http://ie-plus.net/

(長谷川 正太郎)




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