NEWS （08/10/17　16:00）

「ホームページスクラップブック」v1.0

抽出したテキストのみを閲覧し、編集することも可能

Webページ内に含まれる画像ファイルをサムネイルで一覧表示

　（株）マグノリアは17日、Webページを手軽にスクラップできる「ホームページスクラップブック」の体験版を公開した。Windows 2000/XP/Vistaに対応し、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。製品版の発売は11月14日を予定しており、定価はダウンロード販売版が2,980円（税込み）で、パッケージ版が4,980円（税込み）。また、いくつかの機能が制限されたフリーソフト版「ホームページスクラップLite」もあり、こちらは近日中にベクターからダウンロードできるようになる予定。

　「ホームページスクラップブック」は、「Internet Explorer」（以下、IE）と連携してWebページをスクラップできるソフト。スクラップしたWebページを、PDF/JPEGファイルとして書き出す機能や、印刷機能、テキストの全文検索機能などを備える。

　使い方は簡単で、インストールするとIEの右クリックメニューやツールボタンにスクラップ用のコマンドが追加されるので、スクラップしたいWebページを開いてコマンドを実行するだけ。スクラップを実行すると、本ソフトが自動的に起動し、保存したWebページを閲覧できる。

　メイン画面は2ペインで、左側にフォルダツリー、右側にスクラップしたWebページのプレビュー画面という構成。フォルダツリーでは、取り込んだWebページの内容に応じて自由にカテゴリ分けすることができる。もちろん、ドラッグ＆ドロップで階層を入れ替えることも可能だ。

　右側の画面は“全体”“テキスト”“画像”という3つのタブで仕切られており、“全体”タブではスクラップしたWebページのプレビュー、“テキスト”タブではWebページから抽出したテキストの閲覧・編集、“画像”タブではWebページ内に含まれるJPEG/GIF/PNGなどの画像ファイルをサムネイルで一覧表示できる。

　スクラップされたWebページには、［ツール］メニューからフリーハンドで線を書き込んだり、図形、矢印、テキストを挿入することが可能。

　ただしスクラップしたWebページの実体は画像ファイルのため、Webページ上のテキストを選択してコピーするといった操作はできない。テキストをコピーしたい場合は右ペインの“テキスト”タブを開いて行えばよい。

【著作権者】（株）マグノリア
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】体験版（製品版は、ダウンロード販売版が2,980円（税込み）、パッケージ版が4,980円（税込み））
【バージョン】1.0（08/10/17）

□ホームページスクラップブック : ホームページを手軽にクリッピング :: マグノリア
http://www.magnolia.co.jp/products/utility/hpsc/1/index.htm
□マグノリア
http://www.magnolia.co.jp/

（久保 望）