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NEWS (08/09/18 18:40)

よく使う連絡先を“お気に入り”にできる「Windows Live Messenger」ベータ版

複数PCから同じIDで同時ログイン可能になったほか、画像やテーマの共有機能も

「Windows Live Messenger」v2009 Beta版 (Build 14.0.5027.908)
「Windows Live Messenger」v2009 Beta版 (Build 14.0.5027.908)
 米Microsoft Corporationは17日(現地時間)、「Windows Live Messenger」次期バージョンの最新ベータ版を公開した。Windows XP/Vista/Vista x64に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 今回のベータ版では、“連絡先”の管理機能が一新され、従来の“グループ”は“カテゴリ”という名称になり、“お気に入り”機能と、従来のものとは異なる新しい“グループ”機能が追加されている。

 “お気に入り”は、リストの最上段に見やすく表示される特別な“カテゴリ”。大量の連絡先を登録していても、頻繁にチャットをする相手は案外限られているものだ。そんな連絡先をお気に入りに登録しておけば、すばやくアクセスできて便利。

 “グループ”機能は、グループチャットに参加するユーザーの管理を簡単にする機能。従来の“カテゴリ”機能では、1つの連絡先は1つの“カテゴリ”にしか属することができなかったが、グループ機能では、1つの連絡先を複数のグループに登録することができる。用途に応じたグループを複数作成しておくと、グループチャットの開始が手軽になる。

 グループにはメンバーを招待できるほか、所属メンバーが自由にグループを退会することもできるうえ、グループメンバーの変動はグループ内メンバー全員のメッセンジャーソフトへ自動的に反映されるので、メンバー管理を大幅に簡略化できるのもうれしい。サークルの仲間同士などの小規模グループで利用するとよいだろう。

 また、複数のPCから同じIDを使って同時にメッセンジャーサービスへログインできるようになった。これにより、別のPCで同じIDにサインインした場合に会話が中断されることがなくなった。

 そのほか、自分がサインインしたことを相手側へ通知するサウンドを設定することも可能。相手側からはそれをミュートしたり、別サウンドに置き換えることができる。また、メイン画面の下部にほかのユーザーが行った行動を通知してくれる“最新情報”機能や、連絡先のアイコンに動きのある画像を設定できる機能も追加された。

 さらに、チャットウィンドウ内に画像を表示してチャット参加者間で共有できる機能や、チャット参加者間で同じ画面テーマを共有できる“シーン”機能が追加された。ただチャットするだけでなく、画像やテーマなどを共有できれば、相手との距離がより近くなったように感じられるだろう。

 なお、これらの最新機能を利用するには、チャットに参加するメンバー全員が最新のベータ版を利用している必要があるので注意。


【著作権者】Microsoft Corporation
【対応OS】Windows XP/Vista/Vista x64
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2009 Beta版 (Build 14.0.5027.908)(08/09/17)

□Messenger Beta - Windows Live
http://download.live.com/messenger
□窓の杜 - 【NEWS】MS、“Windows Live”関連ソフト新バージョンのベータ版を一斉にリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/09/18/windowslive.html

(柳 英俊)




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