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REVIEW (08/09/01)

邪魔なウィンドウをタイトルバーの右クリックで奥へ移動「SendToBack」

作業中のウィンドウの裏に隠れたウィンドウをちらっと確認したい場合に便利

「SendTpBack」v3.1.1
「SendToBack」v3.1.1
 「SendToBack」は、タイトルバーの右クリックでウィンドウをデスクトップの最背面へ移動できるようにするタスクトレイ常駐ソフト。Windows 95/98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vistaでの動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 作業中のウィンドウの裏に隠れた小さなウィンドウを一時的に確認したい、と思ったことはないだろうか。[Alt]+[Tab]キーやタスクバーでアプリケーションを切り替えてもよいが、マウスから手を離してわざわざキーボードに手を伸ばすのも面倒だし、モニターの解像度が高い場合はタスクバーまでカーソルを移動させるのも億劫だ。

 そこで「SendToBack」を利用すれば、タイトルバーの右クリックでウィンドウをデスクトップの最背面へ移動させることができるようになる。このとき最背面へ移動したウィンドウはアクティブのままで、もう一度タイトルバーを右クリックすると最前面に戻るので、主に作業中のウィンドウの裏に隠れたウィンドウをちらっと確認したい場合などに使うとよい。

 なお、本機能が有効の場合、タイトルバー上での右クリックメニューが表示できなくなるが、タイトルバーアイコンをクリックすれば同じメニューを表示できるうえ、設定を変更すればマウスの中ボタンクリックでウィンドウを奥へ移動させるようにもできるので、とくに問題にはならないだろう。

 また、本ソフトはショートカットキーでも作業中のウィンドウを操作可能で、[Ctrl]+[Alt]+[B]キーで作業中のウィンドウを最背面へ移動、[Ctrl]+[Alt]+[F]キーで再び最前面に表示できる。また、[Ctrl]+[Alt]+[T]キーで作業中のウィンドウを“常に最前面へ表示”状態にしたり解除することも可能。なお、これらのキーショートカットは自由にカスタマイズできる。


【著作権者】Luis Borges de Almeida 氏
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT/2000/XP(編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】3.1.1

□Luis Borges de Almeida
http://www.lx.it.pt/~lbalmeida/
□SendToBack(ダウンロードページ)
http://www.lx.it.pt/~lbalmeida/sendtoback.htm

(柳 英俊)




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