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REVIEW (08/08/27)

マウスカーソルが強力なパワーで画面を歪ませる拡大鏡「DistortionZone」

魚眼ズームの画角で拡大、重力や時空の歪みが生じたかのような雰囲気を演出

「DistortionZone」v0.2.0
「DistortionZone」v0.2.0
マウスカーソル周辺を歪ませることでデスクトップ画面が飛び出して見える(FLV動画:14秒/5.4MB)
マウスカーソル周辺を歪ませることでデスクトップ画面が飛び出して見える(FLV動画:14秒/5.4MB)
 「DistortionZone」は、マウスカーソル周辺を歪ませることでデスクトップ画面が飛び出して見えるタスクトレイ常駐型の拡大鏡ソフト。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。動作にはDirectX 9.0cのほか、Pixel Shader 2.0に対応するビデオカードが必要。

 [Windows]+[Z]キー、またはマウスのホイールボタンを押すと、デスクトップ画面がマウスカーソルを中心にして、手前へ盛り上がるように拡大する。拡大したデスクトップ領域は、ちょうど魚眼ズームの画角に近く、拡大領域と等倍領域は魚眼ズームの歪みでなめらかに繋がっているため、どこの領域が拡大されているのかを把握しやすい。

 このときマウスカーソルを移動すると、拡大領域や歪みもそれに合わせて追従する。その様子は、あたかもマウスカーソルに強力なパワーが宿り、デスクトップ上に重力や時空の歪みが生じたかのような雰囲気だ。ただし標準の設定では、ズームしながらデスクトップを操作することはできず、[ESC]キーや[Windows]+[Z]キーを押すとズームが解除される仕組み。

 一方、設定画面で“インタラクティブモード”を有効にすると、ズーム中の描画が少し重くなるものの、ズームしながらデスクトップを操作できたり、動画やFlashなどの動きのある画面もリアルタイムに更新されるようになる。そのほか、ズームを有効にするときのホットキーやマウス操作のほか、ズームの描画品質も指定可能。


【著作権者】山本幸一(Koichi Yamamoto) 氏
【対応OS】Windows XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.2.0(08/08/27)

□I Unknown
http://homepage3.nifty.com/yamakox/

(中井 浩晶)




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