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REVIEW (08/07/16)

英単語学習ソフトの定番「P-Study System」のWindows Mobile版

W-ZERO3などを利用してクイズ形式で学習でき、Windows版の問題も利用可能

「P-Study System for WindowsMobile」v1.1.0
「P-Study System for WindowsMobile」v1.1.0
 「P-Study System for WindowsMobile」は、スマートフォンやPDAを利用して片手操作で英単語が学べるソフト。Windows Mobile 5.0以降に対応するフリーソフトで、編集部にてAdvanced/W-ZERO3[es]で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードでき、動作には.NET Compact Framework 2.0が必要。

 本ソフトは、Windows用の英単語学習ソフト「P-Study System」のWindows Mobile対応版で、Windows版の豊富な問題集をスマートフォンやPDAで利用できるのが特長だ。問題の出題形式は4択が基本となっており、日本語から英単語を解答する“4択”モードと、逆に英単語から日本語を解答する“4択R”モードが利用できる。解答操作はカーソルボタンとアクションボタンだけで行えるので、通学・通勤電車などでも快適に学習が可能だ。また、ダイヤルキーやキーボードを使った解答番号の直接選択にも対応する。

 出題時は解答に制限時間が設けられており、画面下側に表示されたプログレスバーがいっぱいになると自動的に不正解となってしまうので、ちょっとしたクイズゲームの感覚で学習できる。また解答を間違えた場合には正解が赤くハイライト表示され、次の問題へ進む前に解答を選択し直す必要があるほか、間違えた問題は繰り返し出題されるなど、学習効果を高める工夫が盛り込まれている。学習結果を保存する機能も用意されており、[履歴]画面から問題集全体の正解率や問題ごとの学習履歴を参照することが可能だ。

 本ソフトは標準の問題集として、Windows版では追加問題集として配布されている「単語力ウェブ辞書」を搭載しており、ソフト本体をインストールするだけで初級、中級、上級、至難という4つの問題集を利用してすぐに学習を開始できる。また、Windows版用に作成されたそのほかの問題集を利用するには、別途配布されているWindows用ソフト「PSS Section Exporter」を使用して、Windows版に登録済みの問題集をエクスポートする仕組み。


解答を間違えると正解が赤くハイライト表示され、正解を選択し直すことで次の問題へと進む   設定画面の[学習]タブでは、解答までの制限時間や正解のあと次の問題が表示されるまでの時間を調整できる
解答を間違えると正解が赤くハイライト表示され、正解を選択し直すことで次の問題へと進む   設定画面の[学習]タブでは、解答までの制限時間や正解のあと次の問題が表示されるまでの時間を調整できる
問題集ごとの正解率や、問題ごとの学習履歴を表示させることが可能   問題集ごとの正解率や、問題ごとの学習履歴を表示させることが可能
問題集ごとの正解率や、問題ごとの学習履歴を表示させることが可能

【著作権者】竹内 裕昭 氏
【対応OS】Windows Mobile 5.0以降
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.1.0(08/07/13)

□英単語学習ソフト P-Study System 公式サイト
http://www.takke.jp/

(霧島 煌一)




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