マルチコアCPU環境上で動作する「Excel 2007」のパフォーマンスを計測

「Excel 2007」のさまざまな関数を利用してシングルコアとマルチコアの違いを比較

「Excel 2007マルチコアCPUベンチマーク」v1.0

DOS/V POWER REPORTのキャンペーン特設ページ

　（株）インプレスジャパンは29日、DOS/V POWER REPORT編集部が運営するWebサイトにて、マルチコアCPU環境上での「Excel 2007」のパフォーマンスを計測するベンチマークマクロ「Excel 2007マルチコアCPUベンチマーク」v1.0を公開した。

　「Microsoft Office」は、最新版の「2007 Microsoft Office system」（以下、「Office 2007」）より正式にマルチコアCPU環境へ対応した。なかでも「Excel 2007」は、処理内容にもよるがCPUコアが増えるほどパフォーマンスの大幅向上が期待できると言われている。

　「Excel 2007マルチコアCPUベンチマーク」は、「Excel 2007」の日付、数学、検索、文字列操作、論理評価といったさまざまな関数を利用して、マルチコアCPU環境上で動作する「Excel 2007」のパフォーマンスを計測できるマクロ。計測結果には、シングルコアで計測した際の結果も併せて表示されるため、関数ごとに具体的な数値で比較できる。

　本マクロは、マルチコアCPU環境でのパフォーマンス計測を前提として作られているが、シングルコアCPU環境でも動作させることが可能。同サイトではマルチコアCPU環境で計測したベンチマーク結果が掲載されているため、シングルコアCPU環境の人は自分のベンチマーク結果と照らし合わせてみるのもよいだろう。

　なお本マクロは、下記リンク先のDOS/V POWER REPORT編集部が運営するWebサイトで行われているキャンペーンの特設ページで、いくつかの必要事項を記入しアンケートへ回答することで入手できる。また同キャンペーンでは、パーツバンドル版の「2007 Microsoft Office system」を購入したユーザーを対象に、8万円相当の自転車などが抽選で当たる“ダブル購入キャンペーン”も行われている。

【著作権者】近田伸矢　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XP/Vista上の「Excel 2007」で動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0（08/05/29）