ファイル選択ダイアログにフォルダ履歴機能を追加する「フォルダの足あと」

ファイル選択ダイアログを呼び出したアプリごとにフォルダ履歴を自動で記憶

「フォルダの足あと」v0.10

　各種アプリケーションでファイルを選択・保存する際の、ダイアログでのフォルダ移動を簡略化する「フォルダの足あと」v0.10が、3月23日に公開された。Windows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。動作には、.NET Framework 2.0が必要。

　「フォルダの足あと」は、Windows標準のファイル選択ダイアログにフォルダ履歴機能を追加するタスクトレイ常駐型ソフト。ファイル選択ダイアログを呼び出したアプリケーションごとにフォルダ履歴を自動で記憶するため、不要な履歴が表示されずに、アプリケーションに適したフォルダをすばやく選択できるのが特長。

　各種アプリケーションでファイル選択ダイアログを呼び出すと、ダイアログ直下へぴったりくっつくように、本ソフトの画面が追加で表示される。この画面には、ファイル選択ダイアログで過去に表示したフォルダの履歴が一覧表示される仕組みで、一覧からフォルダを選択すると、ファイル選択ダイアログの表示フォルダを瞬時に移動することが可能。

　また、IEや「Firefox」「Opera」といったWebブラウザーのファイル選択ダイアログでは、アプリケーションごとの記憶に加えて、ファイルをダウンロードしたりWebページを保存した、Webサイトのドメインごとにフォルダ履歴を記憶してくれる。

　なお、「Microsoft Office」のように独自のファイル選択ダイアログを採用するアプリケーションでは本ソフトの機能を利用できないほか、Windows標準のファイル選択ダイアログを採用しているアプリケーションのなかには、本ソフトと連携できないアプリケーションもある。

【著作権者】フラットソフトウェア　氏
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.10（08/03/23）