日本語も収録するステンシル書体のフォント「モトヤステンシルアポロ」

輸送用の木箱や麻袋、ミリタリー物などに利用されているステンシルを日本語でも

「モトヤステンシルアポロ」お試し版

　アメリカンテイスト溢れるステンシル書体のフォント「モトヤステンシルアポロ」のお試し版が公開された。Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XPに対応するフリーソフトで、作者のホームページにて無償のユーザー登録をすることでダウンロードできる。ただし、非商用利用を前提とした、個人目的やテスト印刷などへの利用に限られるほか、インストールは登録ユーザーが所有する1台のパソコンへのみ可能。なお、製品版は10,080円（税込み、11月30日までのキャンペーン価格）から販売されている。

　ステンシルとは、抜き型の上からスプレーを吹きつけ、文字などをペイントする手法で、輸送用の木箱や麻袋、ミリタリー物などによく利用されており、文字に規則的な切れ目が入っているのが特長だ。最近では、タレントの所ジョージがステンシルを愛用していることで広く知れ渡った。

　「モトヤステンシルアポロ」は、英数字、ひらがな・カタカナ、1,006文字の教育漢字、記号を収録したステンシル書体のOpenType/TrueTypeフォント。ステンシルは一般的に英数字との組み合わせで用いられるが、本フォントでは日本語にもステンシルの装飾が施されているため、日本語がもつ和の要素と、ステンシルがもつアメリカンな要素が同居した字体となっている。

　なお、本フォントには3種類のウエイトが用意されているが、ステンシルの風合いを楽しみたいなら、もっとも太いウエイトを選ぶとよいだろう。

【著作権者】（株）モトヤ
【対応OS】Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト（非商用利用のみ）
【バージョン】お試し版

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http://www.motoyafont.jp/