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NEWS (07/10/12 19:25)

国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクト、「Mitaka」の最新版v1.1.0を公開

「Mitaka」の派生版「Mitaka Plus」も最新ベータ版が公開された

「Mitaka」v1.1.0
「Mitaka」v1.1.0
 国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトは9日、国産の天体3Dシミュレーター「Mitaka」の最新版となるv1.1.0を公開した。同ソフトは「Mitaka Plus」「Mitaka++」といった派生版が存在するが、国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトでも開発が継続されており、今後もソース・バイナリの配布を続けていくとのこと。

 最新版の主な更新点は、銀河とクエーサーの表示に宇宙地図作成プロジェクト“スローン・ディジタル・スカイサーベイ(SDSS)”の最新データを反映したこと。これにより、泡状に銀河が分布している宇宙の大規模構造を、よりはっきりと観察できるようになった。

 「Mitaka」は、Windows 2000/XP/Vistaに対応し、非営利目的に限りフリーソフトとして利用可能。現在、国立天文台が運営するWebサイトからダウンロードできる。  
「Mitaka Plus」v1.2.0 beta
「Mitaka Plus」v1.2.0 beta

 また、派生版の1つ「Mitaka Plus」も、12日にv1.2.0 betaが公開された。こちらは「Mitaka」v1.1.0の変更点を反映したほか、実行速度の向上が図られている。Windows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在本ソフトの専用サイトからダウンロードできる。


【著作権者】大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト(非営利利用のみ)
【バージョン】1.1.0(軽量版)(07/10/09)

□4D2U Project Website
http://4d2u.nao.ac.jp/
□Mitaka
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/
□Mitaka Plus
http://orihalcon.jp/mitakaplus/

(長谷川 正太郎)




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