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NEWS (07/08/23 17:40)

地球と同様に宇宙を探索できるようになった3D地図ソフト「Google Earth」v4.2

銀河や星雲などの美しい写真の表示や、惑星などの動きのアニメーション表示が可能

「Google Earth」v4.2.0180.1134 (beta)
「Google Earth」v4.2.0180.1134 (beta)
 米Google Inc.は22日(現地時間)、地表の写真を自由に拡大・縮小表示できる3D地図ソフト「Google Earth」の最新版となるv4.2のベータ版を公開した。本バージョンの主な変更点は、地球を眺める際と同様の操作で宇宙を眺められる“Sky”機能が追加されたこと。“Sky”機能を利用すると、従来地球を表示していた画面に天球が表示され、レイヤーも宇宙専用のものに切り替わる仕組み。

 “Sky”機能ではドラッグによる天球のスクロールやマウスホイールの回転によるズームといった操作が可能なほか、地球上の場所を検索するように星座や星、銀河などを英語名で検索できる。天球には主な天体や星座線、星座名などが表示されており、ズームインすれば肉眼では見えない暗い星々も表示可能。

 また、ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した銀河や星雲などの美しい写真をレイヤーとして表示したり、月や惑星の見かけ上の軌跡を表示することができる。さらに月が満ち欠けしながら天球上を移動する様子や惑星が天球上を移動する様子をアニメーション表示することも可能。


銀河や星雲などの美しい写真を表示   月や惑星の見かけ上の軌跡を表示
銀河や星雲などの美しい写真を表示   月や惑星の見かけ上の軌跡を表示

 そのほか、地球を眺める従来の“Earth”機能には、建築物や風景の高精細写真をズーム・スクロールできる“Gigapixel”レイヤーが追加された。“Gigapixel”レイヤーでは、写真の全体表示ではわからない遠景にいる人の顔が認識できるほどズームイン可能。“Gigapixel”レイヤー用の写真は、現在は北アメリカ大陸の数十カ所に用意されている。


“Gigapixel”レイヤー   遠景にいる人の顔が認識できるほどズームイン可能
“Gigapixel”レイヤー   遠景にいる人の顔が認識できるほどズームイン可能

 「Google Earth」はWindows 2000/XP/Vistaに対応しており、個人かつ非商用に限り無償で利用可能。現在、同社のホームページからダウンロードできる。


【著作権者】Google Inc.
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト(個人かつ非商用利用に限る)
【バージョン】4.2.0180.1134 (beta)(07/08/22)

□Google Earth
http://earth.google.co.jp/
□窓の杜 - 【NEWS】「Google Earth」日本語β版がアップデート、フリー版でも図形描き込みに対応
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/11/02/googleearth402416.html
□窓の杜 - 【NEWS】“Google マップ”との連携機能を搭載した「Google Earth」v4.1のβ版が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/05/10/googleearth41beta.html

(長谷川 正太郎)




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