クセロ、高速起動のタブ切り替え型PDFビューワー「クセロReader ZERO」を公開

文書の改ざん防止やデータの証拠性確保ができるタイムスタンプ機能を搭載

「クセロReader ZERO」

　（株）クセロは8日、タブ切り替え型PDFビューワー「クセロReader ZERO」を公開した。Windows 2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在ベクターのライブラリページからダウンロードできる。なお、利用には同社のWebページ上で氏名やメールアドレスなどを登録して入手できる無料のシリアル番号が必要。また、本ソフト起動時には同社の広告ページが表示されるほか、初回起動時より180日間経過後は最新バージョンをインストールする必要がある。

　「クセロReader ZERO」は、タブ切り替え型のPDFビューワー。複数のPDFファイルをドラッグ＆ドロップで一括して開くことが可能。また、文書内のページを入れ替えたり、任意のページを削除できるなどの簡易的な編集機能も備えている。

　画面はツールバーとPDFビューワー部分という1ペイン構成だが、左右2ペイン構成に切り替えて左側にしおりのツリーや各ページのサムネイルを表示することも可能。基本的な機能は、拡大・縮小、文書内のキーワード検索などを備えている。

　さらに、アマノ（株）が提供する時刻認証サービス“アマノタイムビジネス”との連係機能も備えている。これは、電子文書の改ざん防止や文書内データの証拠性確保のために、電子文書内へ認証の印となるタイムスタンプを埋め込む機能。タイムスタンプは文書内の四隅いずれかに付加することができる。

【著作権者】（株）クセロ
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.0.80（07/08/08）