タブレット対応の手書きメモをタブで切り替えて管理できる「太郎君の備忘録」

メモを付箋化してデスクトップに貼り付けたり、文字認識してテキスト変換可能

「太郎君の備忘録」v1.0.2.0

　タブレットで手書きメモを作成できるタブ切り替え型のメモソフト「太郎君の備忘録」v1.0.2.0が、6月24日に公開された。Windows 2000/XP/Vistaに対応する840円（税込み）のシェアウェアで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、一部機能を利用するにはWindows XP Tablet PC EditionまたはWindows VistaのHome Premium以上のエディションが必要。また上記以外のOSで本ソフトを利用するには、Tablet PC SDKのインストールが必要となる。

　「太郎君の備忘録」は、マウスやタブレットで手書きメモを作成できるソフト。Tablet PCやWindows Vistaの一部エディションには標準でタブレット対応の手書きメモソフト「Windows Journal」が搭載されているが、これは「メモ帳」のように1つのウィンドウで1つのメモを管理する方式のソフトで、複数メモの管理には向いていない。「太郎君の備忘録」なら、複数のメモをタブで切り替えて管理することが可能だ。

　タブは5つ用意されており、タブ名を任意に変更できるほか、タブごとにメモの背景デザインをカスタマイズ可能。背景色を変更したり、方眼紙などの模様を設定できる。各タブにはさらに複数ページのメモを作成でき、ページごとに見出しをつけることが可能。見出し部分のみを付箋としてデスクトップへ貼り付けることもでき、付箋をダブルクリックすると当該のメモが開く仕組み。

　メモの作成時は、ペンの色や太さを変更可能で、タブレットの筆圧感知にも対応する。また、メモの特定ページへ“しおり”をつけておき、しおりをつけたページへジャンプすることも可能。そのほか、手書きではなくテキスト形式のメモも作成でき、手書きで作成したメモをあとから文字認識し、テキストに変換する機能も備えている。

【著作権者】comgate　氏
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】シェアウェア 840円（税込み）
【バージョン】1.0.2.0（07/06/24）