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NEWS (07/03/30 18:05)

W-ZERO3の位置情報を利用して「Google Maps」で現在地を表示「gmm_navi」

「Google Maps」のWindows Mobile版にPHSの位置情報をわたす補助ソフト

「gmm_navi」で現在位置を表示した「Google Maps」Windows Mobile版
「gmm_navi」で現在位置を表示した「Google Maps」Windows Mobile版
 W-ZERO3の位置情報を利用して、「Google Maps」のWindows Mobile版で現在地の地図を表示するソフト「gmm_navi」が7日に公開された。W-ZERO3シリーズに対応するフリーソフトで、編集部にてW-ZERO3およびW-ZERO3[es]で動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「gmm_navi」が利用する「Google Maps」は、Windows Mobile 2003以降に対応するGoogle製の地図検索ソフト。Googleのサーバーから地図データを取得する仕組みで、PC向けのWeb版と同様に、通常の地図に加え航空写真の表示にも対応している。ソフト自体は英語版だが、日本の地図も問題なく表示できるほか、日本語による住所検索や周辺施設の検索なども利用可能だ。

 「gmm_navi」を利用するには、まず「Google Maps」を起動する。この状態で本ソフトを起動すると、「Google Maps」のロケーション検索画面が表示され、ウィルコムのPHS位置情報から取得した現在位置が自動入力される。入力後「gmm_navi」自身は終了し、あとは「Google Maps」側が自動的に現在地の地図を表示する仕組み。

 「Google Maps」自身もGPSとの連携機能を搭載しているため、たとえばW-ZERO3[es]にUSB接続のGPSユニットを接続することでも位置情報を利用できるが、本体だけで気軽に利用できるのはやはり便利だ。PHSの位置情報は最寄りの基地局から現在地を割り出すため、ある程度の誤差が発生してしまうが、周辺施設検索を行う前に本ソフトで現在位置をあらかじめ表示するといった使い方であれば、十分活用できるだろう。


「Google Maps」のロケーション検索画面。「gmm_navi」を起動するとこの画面が表示され、取得した位置情報が自動入力される仕組み   「Google Maps」では通常の地図のほかに、PC向けのWeb版でおなじみの航空写真も表示できる
「Google Maps」のロケーション検索画面。「gmm_navi」を起動するとこの画面が表示され、取得した位置情報が自動入力される仕組み   「Google Maps」では通常の地図のほかに、PC向けのWeb版でおなじみの航空写真も表示できる

【著作権者】kobayasu 氏
【対応OS】W-ZERO3シリーズ専用
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-(07/03/07)

□W-ZERO3tool
http://blog.livedoor.jp/kobayasu/
□W-ZERO3tool:Google Maps Mobile(「gmm_navi」のダウンロードページ)
http://blog.livedoor.jp/kobayasu/archives/50023705.html
□Google Maps
http://www.google.com/gmm/

(霧島 煌一)




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