NEWS （06/12/12　18:40）

「DEMOLITION GUNNER :IN SEEK AND DESTROY」

“ナパーム”は爆風により広範囲に渡って攻撃できるのが特長

　ヘリを操縦し、ショットとナパームで敵の戦闘機や戦車を撃破する硬派な縦スクロール型シューティングゲーム「DEMOLITION GUNNER :IN SEEK AND DESTROY」の最新版が、9日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「DEMOLITION GUNNER :IN SEEK AND DESTROY」は、画面を埋め尽くすほどの敵弾を避けながら敵機を撃破していく、正統派の2D縦スクロール型シューティングゲーム。自機は、カーソルキーで画面内を自由に移動し、［Z］キーで前方へ弾を発射できる。また、［X］キーを押すと照準が前方に進んでいき、ボタンを離すと照準に向けて“ナパーム”を発射する。ナパームは、着弾時の爆風により広範囲に渡ってダメージを与えることが可能だ。

　ナパームは大型の戦車など装甲が厚い敵に対して有効なのに加え、照準中は自機の移動速度が増すという特徴があるため、ときには画面が埋まるほど飛んでくる敵弾を避けるためにも重要となる。敵機と敵弾に囲まれた絶体絶命のピンチを高速移動で脱出するのは、かなりの快感だ。

　さらに敵機を倒したときに出現するパワーアップアイテムで、自機を強化することも可能。赤色で“P”と書かれたアイテムではショットが広範囲に発射されるよう強化され、黄色の“N”ではナパームの爆風範囲が広くなり、青色の“S”では敵弾を防いでくれるシールドが装着される仕組みだ。また建物を破壊したときに登場する星型のアイテムを取ると、ステージクリア時に得点ボーナスを獲得できる。

　敵機は、小型の戦車や戦闘機のほか、装甲が厚く攻撃も激しい戦車や大型のヘリなども登場。そしてステージの終わりには巨大なボスが登場し、ボスを倒すとステージクリアとなる。敵弾や空中の敵機に当たるとミスとなって残機が減り、残機がゼロのときにミスをするとゲームオーバーだ。なお、一定の点数を稼ぐごとに自機が1機ずつ増える。

　ゲームオーバーになっても、スタート画面でステージセレクト機能を利用すれば、到達したステージから自機を強化した状態で再スタートが可能。ただし、最終面となる第7ステージに進むには、第6ステージまでステージセレクト機能を使わずにクリアする必要がある。

　そのほか最新版では、［X］キーの効果がナパームから前方集中ショットと低速移動に変更された“REMIX MODE”が追加されており、スタート時に選択できる。こちらは遅めの敵弾が大量にバラまかれる弾幕系で、通常モードと全く異なるゲームを楽しめるようになっている。

【著作権者】ダークヘルカンパニー
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-（06/12/09）

□ダークヘルカンパニー
http://www.interq.or.jp/saturn/takuhama/dhc.html

（芹澤 正芳）