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NEWS (06/11/08 15:25)

メガソフト、定番エディター「MIFES」新バージョンv8.0のβ版を無償公開

Unicodeへの対応を強化し、色分け表示対応のファイル比較機能などを追加

「MIFES for Windows」8.0 β版
「MIFES for Windows」8.0 β版
 メガソフト(株)は8日、定番テキストエディター「MIFES for Windows」の次期バージョンとなるv8.0のβ版を公開した。Windows 2000/XP/Server 2003/Vistaに対応しており、現在同社のホームページから無償でダウンロードできる。本β版の使用期限は12月31日までで、それまでに次のβ版が公開される予定。製品版は2007年2月に発売予定となっている。

 “MIFES”シリーズは、DOS時代からの長い歴史をもつ定番テキストエディター。正規表現による検索やGREP検索、プログラムソースの色分けといった基本的な編集機能に加え、DLLの呼び出しも可能なマクロ、バイナリー編集といった高度な機能を備える。SDI/MDI表示の両方に対応しており、MDI表示時は複数ファイルのタブ切り替えが可能。

 v8では、Unicodeへの対応が強化された。現行バージョンでもUnicode形式によるファイル保存は可能だが、扱える文字はShift-JISの範囲内のみとなっている。v8では内部構造の改良により、Unicode特有の文字を表示・編集・保存可能になった。そのほか、ファイル名にUnicode文字が含まれるファイルの読み込み・保存にも対応した。

2つのファイルの内容を比較し、挿入された行や相違のある行を色分け表示できる
2つのファイルの内容を比較し、挿入された行や相違のある行を色分け表示できる
 また、2つのファイルの内容を比較し、挿入された行や、相違のある行の背景色を色分け表示する“ファイル比較(diff)”機能が追加された。プログラムソースのバージョンによる違いなどを視覚的に把握できる。さらに相違のある行をサイドバーにリスト表示し、ダブルクリックでジャンプすることも可能。

 そのほか、ダイアログを開かずに選択文字列を検索できる“クイック検索”機能の搭載、ファイルの読み込みや検索などの高速化、開けるファイルサイズを最大2GBに拡張、文字コード自動判別の精度向上といった、200項目以上の改良が施されている。

【著作権者】メガソフト(株)
【対応OS】Windows 2000/XP/Server 2003/Vista
【ソフト種別】β版フリーソフト
【バージョン】8.00 β1(06/11/08)

□テキストエディタ MIFES for Windows Ver.8.0β版-メガソフト
http://www.megasoft.co.jp/miw8/beta/

(中村 友次郎)




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