窓の杜Logo
同一ジャンルソフト記事
同じ「オフィス」ジャンルのソフト記事を読む
NEWS (06/11/01 15:05)

キングソフト、MS Officeとの互換を重視した「Kingsoft Office 2007」をβ公開

複数文書のタブ切り替えなど他製品にはないオリジナル要素も

「Kingsoft Writer」
「Kingsoft Writer」
「Kingsoft Spreadsheets」
「Kingsoft Spreadsheets」
「Kingsoft Presentation」
「Kingsoft Presentation」
 キングソフト(株)は1日15時、同社製オフィス統合環境「Kingsoft Office2007」のベータ版を公開した。Windows 2000/XP/Vistaに対応し、試用期限の2007年4月末までは全機能を利用可能。ベータ版は、本日より2007年1月31日まで同社Webサイトで公開されており、無償でダウンロードできる。製品版は、フルセット版が4,980円(税込み)で2007年2月1日の発売が予定されている。

 「Kingsoft Office2007」は、ワープロソフト「Kingsoft Writer」、表計算ソフト「Kingsoft Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「Kingsoft Presentation」の3つを含むオフィス統合環境。オフィス統合環境の定番である「MS Office」との高い互換性が図られていることに加え、製品版が4,980円(税込み)と低価格で利用できるのも特長。

 「Kingsoft Office2007」に含まれる各ソフトは、読み込み・保存ともに独自のファイル形式に加え、DOC/XLS/PPTといった「MS Office」のファイル形式にも対応している。これらの「MS Office」で作成したファイルとの互換性が重視されており、たとえば文書内に含まれる文字列はもちろん、画像や表なども忠実に再現できる。また、ファイルは本ソフト独自の暗号化技術でパスワード保護できるほか、「MS Office」でパスワード保護されたファイルを開くことも可能。

 さらにデータの互換性に加え、メニューやツールバー、各種ダイアログなどのユーザーインターフェイスも本家「MS Office」に合わせて設計されている。そのため、「MS Office」のユーザーなら編集作業だけでなく、各種設定変更なども迷わず操作できるだろう。

 本ソフト独自の要素としては、ほかのオフィス統合環境には見られない、タブ切り替え型のユーザーインターフェイスを採用している。そのほか、ワープロ、表計算、プレゼンテーションすべてのソフトで、文書をPDF形式で出力する機能を備える。

 なお製品版の価格は、3つのソフトすべてをセットにした“Kingsoft Office 2007 Standard”が4,980円(税込み)、「Kingsoft Writer」と「Kingsoft Spreadsheets」の2つをセットにした“Kingsoft Office 2007 Personal”が3,480円(税込み)、各ソフト単品が1,980円(税込み)となっている。


【著作権者】キングソフト(株)
【対応OS】Windows 2000/XP/Vista
【ソフト種別】ベータ版フリーソフト
【バージョン】Beta 6.2.0.1080(06/11/01)

□キングソフトホームページ
http://www.kingsoft.jp/

(久保 望)




トップページへ

Copyright ©2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
編集部への連絡は お問い合わせはこちらをクリック まで