「Firefox」で閲覧中Webページを他人に見られたくないときに便利な「hideBad」

全タブを閉じると同時に検索履歴、ページ履歴、ダウンロード履歴なども消去可能

「hideBad」v1.3.1

　「Firefox」で表示中のすべてのタブを一瞬にして閉じられる拡張機能「hideBad」v1.3.1が、6月27日に公開された。「Firefox」上で動作するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Firefox 日本語版」v1.5.0.4上で動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「hideBad」は、「Firefox」で表示しているすべてのタブをホットキー一発で一瞬にして閉じられる拡張機能。他人に見られたくない作業をしているときなどに便利な、いわゆる“ボスが来た”ソフトの「Firefox」版だ。閉じたすべてのタブはあとから簡単に復元できるので、背後に人の気配を感じたら迷わずタブを閉じてしまおう。

　タブを閉じるには、［Alt］＋［X］キーを押すか、あらかじめツールバーに追加しておいたツールボタンをクリックするだけ。すると、現在開いているすべてのタブが閉じられ、「Firefox」で設定してある“スタートページ”が表示される仕組み。

　閉じたタブを復元するには、ツールボタンの右クリックメニューから［Recover Tabs］をクリックすればよい。タブの復元機能を利用するには、あらかじめ設定画面のチェックボックス［Save tabs on 'Activation' for recovery?］をONにしておく必要がある。

　さらに、タブを閉じると同時に検索履歴、ページ履歴、ダウンロード履歴などを消去することも可能。削除対象は個別に有効・無効を切り替え可能で、設定画面の各チェックボックスをON/OFFすればよい。

【著作権者】Spencer Hakim　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XPで動作を確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.3.1（06/06/27）