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NEWS (06/06/21 14:45)

フェンリル、「Sleipnir」にユーザーが独自機能を追加できるプラグインを公開

“Sleipnir Script”で作成した機能をキーやマウス操作、メニューに登録できる

「UserAction Extension」v1.00
「UserAction Extension」v1.00
作成したスクリプトを、「Sleipnir」標準機能と同じようにキーやマウスジェスチャー、メニューに割り当てられる
作成したスクリプトを、「Sleipnir」標準機能と同じようにキーやマウスジェスチャー、メニューに割り当てられる
 フェンリル(株)は21日、同社製タブ切り替え型Webブラウザー「Sleipnir」の機能を、ユーザーが独自スクリプトにより拡張できるようにするプラグイン「UserAction Extension」v1.00を公開した。Windows 98/Me/2000/XP上の「Sleipnir」v2.4以降に対応するフリーソフトで、現在同社が運営する“Fenrir Extensions Center”からダウンロードできる。

 「Sleipnir」は13日に公開されたv2.4で、独自のスクリプトエンジン“Sleipnir Script”が内部的に実装された。「UserAction Extension」を「Sleipnir」にインストールすると、ユーザーがJScript/VBScript形式で“Sleipnir Script”用のスクリプトを作成し、「Sleipnir」に機能を追加できるようになる。

 「Sleipnir」は従来より、Windows Scripting Host(以下、WSH)対応の機能拡張スクリプトを[スクリプト]メニューから実行する機能を備えている。「UserAction Extension」の特長は、作成したスクリプトをキーやマウスジェスチャーに割り当てられること。また、WSHエンジンを利用せず「Sleipnir」内部で動作させるため、WSHスクリプトに比べて高速かつ安定して動作するという。

 さらに、「Sleipnir」のインストールフォルダ内の“resources”サブフォルダ以下にあるメニュー定義ファイルを編集することで、作成したスクリプトを任意のメニュー内に表示し、あたかも「Sleipnir」の一機能であるかのように利用することもできる。また、「Sleipnir」v2.4から搭載されたオープンソースのデータベースエンジン「SQLite」をスクリプトから利用することも可能。

 なお、現在のところユーザーが作成したスクリプトファイルは、「Sleipnir」インストールフォルダ以下の“plugins\scripts”サブフォルダに手動で配置する必要がある。同社によると、今後はWebページ上のリンククリックでプラグインなどを手軽にインストールできる“SmartInstaller”機能でもインストール可能にする予定とのこと。

【著作権者】フェンリル(株)
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(06/06/21)

□タブブラウザ Sleipnir プラグイン|Fenrir Extensions Center
http://extensions.tabbrowser.jp/
□タブブラウザ Sleipnir 公式ページ(上級者向け)
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir2/
□窓の杜 - 【NEWS】フェンリル、「Sleipnir」v2.4と「Headline-Reader Plugin」v1.00を正式公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/06/13/slipnir24official.html

(中村 友次郎)




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