葉っぱ型のカードが飛び出るように箱の口を閉じれば完成！　黄色と緑のグラデーションがきれいです

　6月の第3日曜日は、“父の日”です。みなさん、今年はどんなふうに『お父さん、いつもありがとう』と感謝を伝えますか？　我が家では子どもがキャンディーを選んで『これあげるの』と準備をしています。そして子どもは『ママ、かわいい箱探してよ』とリクエスト。『オッケー、任せておいて！』ということで今回は、お菓子を入れるのに手ごろなサイズの「父の日ギフトボックス1」をご紹介します。

　「父の日ギフトボックス1」は、黄色いバラの模様が側面にあしらわれた、手のひらサイズのプレゼント箱。箱本体と、上面から飛び出した葉っぱ型メッセージカードの2ピース構成です。完成すると、横幅6×奥行き6×高さ4.8センチほどになり、葉っぱを含めると高さは約9センチになります。また、この箱には別部品のふたはなく、箱側面から伸びているふた代わりのパーツを折り込み、渦巻き型にかみ合わせることでふたをする仕組みです。

「Adobe Reader」上でメッセージを書き換えておきましょう

　本作品を手に入れるには、Webサイト“テンプレートBANK”で無料の会員登録を行ったのち、［パーソナル］－［シーズン・イベント］－［父の日特集］とリンクをたどります。続いて、ページの右下にある緑の葉っぱが鮮やかな小箱の写真をクリックすれば、本作品のダウンロードページへ移動しますので、あとはPDFアイコンをクリックすればPDF形式の型紙ファイルを入手できます。

　カードのメッセージ欄は、初期状態では“ここにメッセージを入力します。”と書かれていますので、印刷前に「Adobe Reader」上で書き換えておきましょう。その方法は、まず「Adobe Reader」のツールバーにある［選択ツール］ボタンを押したのち、マウスでメッセージをダブルクリック。すると、メッセージが全選択されるので、あとはキーボードからメッセージを入力すれば書き換え完了。なお、入力したメッセージは保存されませんので、書き換えたらすぐに印刷を実行しましょう。

箱の口の端を軽くカールさせてくださいね

　今回は、A4サイズのケント紙を1枚用意しました。プリントしたら太い線をカットし、点線をとがったものでなぞってから折り癖をつけておきます。また、ふたになる部分には、切り込みを入れるのも忘れずに。その後、糊しろで接着して箱型にし、折り線どおりに山折り・谷折りにしていきましょう。ふたは、型紙の余白に書いてあるとおり内巻きにします。

　この箱に、シュレッダーでカットした紙をクッションとして詰めてから、キャンディーを入れることにしました。本作品を友だちに紹介したところ、父の日にギターピックをプレゼントするときに使うそうです。また父の日だけでなく、お父さんの誕生日に贈り物をするのにも使えそうです。

【著作権者】TB（株）
【ファイル形式】PDF形式
【ファイルサイズ】166KB

□テンプレートBANK 印刷用の素材やテンプレートがダウンロードできます
http://www.templatebank.com/
□ペーパークラフト集 ギフトボックス（「父の日ギフトボックス1」のダウンロードページ）
http://www.templatebank.com/craft/craft_e01.htm#4

（小松 佳那）