カレンダーやテキストビューワー搭載のタブ切り替え型メモ帳「Quick Memo」

複数のテキストファイルをタブで切り替えて閲覧しながらメモを入力できる

「Quick Memo」v2.8.0

　タブ切り替え型のメモ帳機能に加え、複数月の同時表示が可能なカレンダー機能や、テキストビューワー機能を1つのウィンドウ内で利用できるソフト「Quick Memo」v2.8.0が、19日に公開された。Windows 2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Quick Memo」は、タブ切り替え型のメモ帳ペインの右側にカレンダーを表示する、2ペイン型のメモ帳ソフト。さらに、メモ帳ペインを上下分割し、下側のペインへ任意のテキストファイルを読み込んで表示可能。そのほか本ソフトはタスクトレイに常駐し、トレイアイコンのクリックでウィンドウを開ける。また本ソフトの終了時には、メモの内容や開いているタブが自動保存され、次回起動時に復元可能。

　本ソフトのメモ帳ペインでは、テキスト形式のメモをタブで切り替えて複数作成可能。メモは最大で30個まで作成でき、各タブには任意の名前をつけられる。また、メモごとに表示フォントや背景色を個別設定可能。

　カレンダーは、今月分に加えて、ウィンドウの高さに収まる月数分を同時に表示できる。今月のカレンダー上では前日までの日付にチェックマークがつくため、今日の日付が一目で分かりやすい。そのほか、現在の日時やカレンダーで選択した日付を、メモ帳ペインのカーソル位置や最下行に挿入できる。またスケジュール管理機能も利用可能で、別ウィンドウに予定を入力したうえでカレンダー上の予定がある日をクリックすると、メモ帳ペインの最下部に予定を表示できる。

　また、テキストビューワー機能では、同時に10個までのファイルを読み込み、タブで切り替えて表示可能。表示内容はコピーしてメモへ貼り付けられる。さらに、表示中のファイルをWindowsで関連付けられたソフトで開いたり、ファイルを再読み込みして表示を更新可能。

　そのほか、あらかじめ登録したメッセージを、毎日決まった時刻にタスクトレイのバルーンヘルプで表示する機能や、ウィンドウのタイトルバーにパソコン起動後の経過時間を表示する機能などを備えている。

【著作権者】TigerLily　氏
【対応OS】Windows 2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.8.0（06/03/19）