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NEWS (06/03/09 20:20)

2/10/16進数の同時表示やビット演算が可能なプログラマー向け電卓「C電卓」

2進数の各ビットをマウスで直接ON/OFFでき、C言語の変数型を反映した計算も可能

「C電卓」v2.1.0
「C電卓」v2.1.0
 
“ゼロ詰め”や“桁区切り”などの表示設定が可能
“ゼロ詰め”や“桁区切り”などの表示設定が可能
 2/10/16進数を同時に表示して四則演算を行えるほか、ビット演算やC言語の変数型を反映した計算なども行えるプログラマー向け電卓ソフト「C電卓」v2.1.0が、2月25日に公開された。Windows 98/Me/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「C電卓」は、2/10/16進数のうち任意の進数で計算を行えるうえ、結果を2/10/16進数で同時表示できる電卓ソフト。四則演算に加えて、2進数の各桁における0/1状態を上下の桁にずらす“ビット演算”を行える。

 また、本ソフトのウィンドウ下部には、2進数をビットのON/OFFで表現した場合の、各ビットの状態を凹凸で表わすボタン型のスイッチが64個並んでおり、計算結果の数値に応じて自動的にスイッチの凹凸が切り替わる。さらに、スイッチを直接クリックして数値を変化させることも可能。

 そのほか本ソフトで計算する数値の範囲を、C言語の変数型である“char”“short”“long”“int64”でそれぞれ扱える範囲から選ぶことが可能。たとえば8ビットで0から255までの10進数を表現する“char”型で“254”に“3”を足すと、扱える範囲を超えた数が桁あふれを起こして答えが“1”になる、といった計算を行える。

 また、負の数を扱うかどうかも設定可能。そのほか各変数型で扱える桁数のうち使用していない位を“0”で埋める“ゼロ詰め”や、10進数は3桁ごとに“,”で区切り、2/16進数は4桁ごとにスペースで区切る“桁区切り”といった表示設定を行える。


【著作権者】T.Shiraishi 氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.1.0(06/02/25)

□MILLGRANのプログラミング研究所
http://www.geocities.jp/millgran/

(中村 友次郎)




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