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NEWS (06/03/06 14:00)

エクスプローラ風の画面構成で軽快動作するフリーのCD/DVDライティングソフト

ドラッグ&ドロップでデータCD/DVDや音楽CDを作成でき、イメージ読み書きも可能

「ディスクメディエーター呉葉」v0.5.3 Beta Release
「ディスクメディエーター呉葉」v0.5.3 Beta Release
 
書き込み方式などの設定が可能
書き込み方式などの設定が可能
 
CDイメージ読み込み時の設定画面
CDイメージ読み込み時の設定画面
 エクスプローラ風の画面構成をもち、軽快に動作するCD/DVDライティングソフト「ディスクメディエーター呉葉」v0.5.3 Beta Releaseが、2月20日に公開された。Windows NT 4.0/2000/XP/Server 2003に対応するフリーソフトで、寄付歓迎とのこと。現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「ディスクメディエーター呉葉」は、エクスプローラ風のフォルダツリーとファイル一覧に、トラック一覧を加えた計3ペインを備えたCD/DVDライティングソフト。書き込み対応メディアはCD-R/RW/DVD-R/RW/RAMで、データCD/DVDや音楽CDの作成、ディスクイメージの読み書き、ディスクの複製を行える。ラベル印刷やDVD-VIDEOのオーサリングといった機能をもたない代わりに、メニューやツールバーの構成がシンプルで、起動や書き込み画面などが素早く表示されるのが特長。

 本ソフトでCD/DVDにファイルを書き込むには、ファイル一覧ペインに書き込みたいファイルやフォルダをドラッグ&ドロップし、[書き込み]ボタンを押すだけでよい。メディア書き込み時のファイルシステムにはWindows用のCDで一般的に使われる“Joliet”のほか、“Romeo”“DOS互換”“ISO 9660 Level 1/2/4”を利用可能。さらにCDの書き込み方式は“SAO”“SAO RAW”“DAO RAW+16”“DAO RAW+96”のうちドライブが対応するものが一覧表示され、任意の方式を選んで利用できる。

 また、トラック一覧ペインにWAVEファイルをドラッグ&ドロップすると、音声トラックを追加して音楽CDを作成可能。そのほかメディアの種類を“74分CD-R”“80分CD-R”“4.7GB DVD-R”から選択することで、全書き込みファイルのメディア占有率を円グラフで表示できる。

 書き込み時は、ドライブがバッファーアンダーラン防止機能を備えていれば自動的に利用可能。また、すでにデータ書き込み済みのCD-RWやDVD-RWを書き込み対象に指定すると、自動的に既存データを削除したのちに書き込みが行われる。そのほか、書き込み後にデータの読み取り検査を行うことも可能。

 また、CDのイメージ化機能では、“RAW+SUB16”や“RAW+SUB96”といった読み込み方式の選択やエラーの無視といったオプションの設定を行い、イメージ本体に加えてさまざまなライティングソフトなどで利用可能なCCD/CDM/CUE形式のイメージ情報ファイルを生成できる。一方、DVDの場合はISO形式で保存が可能。


【著作権者】藤野 紘志 氏
【対応OS】Windows NT 4.0/2000/XP/Server 2003
【ソフト種別】フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】0.5.3 Beta Release(06/02/20)

□黒色雑音
http://wing.zero.ad.jp/hir/black/

(中村 友次郎)




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