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NEWS (06/01/31 13:35)

“Google マップ”などの地図をもとに実測距離を測れる「しゃくとり君」

地図内に記載されているスケールをマウスでなぞって測量の基準値を設定

「しゃくとり君」v1.2
「しゃくとり君」v1.2
 “Google マップ”などの地図検索サービスで表示した地図上の実測距離をマウスで測れる「しゃくとり君」v1.2が公開された。Windowsに対応する845円(税込み)のシェアウェアで、編集部にてWindows XPで動作確認した。現在、ベクターのライブラリページからダウンロードできる。なお、ライセンスキーを購入しなくても7日間は全ての機能を試用でき、試用期間が終了すると本ソフトが起動できなくなる。

 「しゃくとり君」は、PCディスプレイに表示した地図上へマウスで線を引くことで実測距離を測れるタスクトレイ常駐型ソフト。一般的な地図には、実測距離を割り出せるように、“スケール”と呼ばれる定規が記載されている。本ソフトは、そのスケールをマウスでなぞって測量の基準値を設定し、地図上の実測距離を測れるのが特長。

 まずデスクトップの最前面に地図検索サービスなどの地図を表示し、タスクトレイアイコンの右クリックメニュー[画面取込]を選択すると、デスクトップ画面の状態が固定され、実測距離を測量するモードに切り替わる。このモードになっているときは、本ソフト以外のアプリケーションの操作はできなくなるので注意。

 次にタスクトレイアイコンの右クリックメニュー[尺度設定]を選択し、地図内に記載されているスケールの両端をマウスクリックし、スケールの数値をメートルやキロメートルの単位で指定しよう。あとは、マウスクリックで直線の始点を終点を打ちながら、地図上に目的の経路となる折れ線を描き、タスクトレイアイコンの右クリックメニュー[距離の表示]を選択すれば実測距離が表示してくれる。

 実測距離の測量が終了したら、タスクトレイアイコンの右クリックメニュー[ウィンドウを閉じる]を選択すれば、測量モードが解除される仕組み。また、一度設定したスケールの長さは自動保持されるので、特定の地図検索サービスを利用して地図上の実測距離を測量する場合は、何度もスケールの設定をする必要がなく、地図上に線を引くだけですばやく測量結果を表示できる。


【著作権者】ウォンバット商会
【対応OS】(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】シェアウェア 845円(税込み)
【バージョン】1.2

□しゃくとり君(WindowsNT/2000/XP/家庭&趣味)
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/home/se388693.html

(中井 浩晶)




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